ページの先頭行へ戻る
Interstage Application Server/Interstage Web Server Express Java EE運用ガイド
FUJITSU Software

4.5.3 サーバーインスタンスの追加/削除

IJServerクラスタでアプリケーションを運用するためには、IJServerクラスタに対してサーバーインスタンスを追加する必要があります。
ここでは、IJServerクラスタにサーバーインスタンスを追加する方法について説明します。

IJServerクラスタ作成と同時にサーバーインスタンス追加する

IJServerクラスタ作成時にサーバーインスタンス名を指定すると、IJServerクラスタと同時にサーバーインスタンスを作成することができます。詳細は、「リファレンスマニュアル(コマンド編)」-「create-clusterサブコマンド」を参照してください。


IJServerクラスタ作成後にサーバーインスタンスを追加する

定義済みのIJServerクラスタに対して、サーバーインスタンスを追加します。
この操作は、運用中のIJServerクラスタに対しても行うことができます。詳細は、「リファレンスマニュアル(コマンド編)」-「create-instanceサブコマンド」を参照してください。

ポート番号の自動採番

サーバーインスタンスを追加した際、設定で定義されているポート番号が他のインスタンスにより利用されている場合は、ポート番号が自動的に採番され(※)、サーバーインスタンスの定義にシステムプロパティが追加されます。システムプロパティ名、採番論理については、「6.8.1 定義時に利用できるプロパティ」を参照してください。

操作方法の詳細については、以下を参照してください。

※ポート番号はHTTPサービスのリスナーポートの設定が"${HTTP_LISTENER_PORT}"の場合に自動採番されます。
複数インスタンスを作成し、インスタンス毎にポート番号を変更したい場合は、「6.8.3 HTTPサービスの定義項目」の「リスナーポート」を参照してください。

サーバーインスタンスの削除

IJServerクラスタのサーバーインスタンスを個別に削除することができます。
IJServerクラスタが運用中であってもこの操作を実行できますが、削除対象のサーバーインスタンスについては事前に停止操作を行う必要があります。
なお、配下のすべてのサーバーインスタンスを削除した場合、IJServerクラスタを起動することはできません。
操作方法の詳細については、以下を参照してください。

メッセージ

サーバーインスタンスの作成/削除操作が正常終了した場合、システムログ/イベントログに以下のメッセージが出力されます。

操作

メッセージ

サーバーインスタンス作成

OM2017

サーバーインスタンス削除

OM2018


メッセージの詳細については、「メッセージ集」-「OM2000番台のメッセージ」を参照してください。