Java EE機能の運用操作を行うには、Interstage Java EE管理コンソールを使用します。Interstage Java EE管理コンソールは、WebベースのGUIツールです。
Interstage Java EE管理コンソールは、Interstage Java EEの各機能に対する操作ビューを統合し、一元的な操作を実現しています。また、Interstage Java EE管理コンソールを利用すると、Java EEの構成定義やチューニング定義を簡単に操作できます。
利用者は、WebブラウザでInterstage Java EE管理コンソールにアクセスします。Webブラウザからの要求は、Interstage Java EE DASサービスのHTTPリスナー(admin-listener)に送信されてInterstage Java EE管理コンソールが処理要求を受け付けます。Interstage Java EE管理コンソールは、各種定義ファイルの更新やInterstage Java EE Node Agentサービスに対する操作を行って、Java EE機能の各種操作を行います。
以下に各サービスの関係図を示します。
Interstage Java EE管理コンソールの操作に必要なサービス
Interstage Java EE管理コンソールを使用する場合は、サーバ上で以下のサービスを起動しておく必要があります。
Interstage Java EE DASサービス
Java EE機能の各種サービスに対する要求を受け付けるサービスです。
上記の各サービスを起動するには、以下のように実施してください。
以下のWindowsサービスを起動します。
Interstage Java EE DAS
以下のコマンドを実行してサービスを起動します。
ijdasstart
それぞれのサービスの説明については、各機能説明を参照してください。
Interstage Java EE管理コンソールの起動
上記サービスを起動したあと、管理コンソール操作端末でWebブラウザを起動し、Interstage Java EE管理コンソールのURLを指定して接続します。WebブラウザとInterstage Java EE管理コンソールとの間でSSL暗号化通信を使用する場合と使用しない場合で、指定するURLは異なります。
SSL暗号化通信を使用するか使用しないかは、インストール時に選択しています。
SSL暗号化通信を使用する場合
以下のURLを指定します。
https://ホスト名:ポート番号/javaee_admin/
本製品をインストールしたサーバのホスト名またはIPアドレスを指定します。
運用管理用HTTPリスナーのポート番号を指定します。運用管理用HTTPリスナーのポート番号は、インストール時に設定します。デフォルトは12001です。
SSL暗号化通信を使用しない場合
以下のURLを指定します。
http://ホスト名:ポート番号/javaee_admin/
ホスト名、ポート番号の指定については、SSL暗号化通信を使用する場合と同様です。