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Interstage Application Server/Interstage Web Server Express Java EE運用ガイド
FUJITSU Software

2.25.2 Java EE実行環境からJ2EE実行環境のアプリケーションを呼び出す

Java EE実行環境のIJServerクラスタ上で運用するアプリケーションから、J2EE実行環境のIJServer上で運用するEJBアプリケーションをIIOP通信で呼び出すことができます。J2EE実行環境のIJServer上のEJBアプリケーションの呼び出しは、Interstage Java EEのJNDI機能を利用します。

注意

  • J2EE実行環境とJava EE実行環境はともにInterstage V10以降の環境で構築されている必要があります。

  • 異なるJavaバージョン間での呼び出しは可能ですが、この場合には低いJavaバージョンの機能範囲で利用してください。

  • 呼び出し可能なEJBアプリケーションはSession Beanです。Entity BeanやMessage-driven Beanは直接呼び出すことができませんので、Session Beanを経由して各アプリケーションを呼び出してください。

  • J2EE実行環境のIJServerの設定で、"分散トランザクションを使用する"は"使用しない"(デフォルト設定)としてください。

  • メソッドパーミッション、セキュリティ関連のメソッド、リソース接続者管理機能、run-as security機能は利用しないでください。