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Interstage Application Server/Interstage Web Server Express チューニングガイド
FUJITSU Software

2.5.1 アプリケーション追加によるチューニング

クライアントアプリケーション、サーバアプリケーションを追加する場合に修正する各サービスの定義のステートメントと加算する値を説明します。

なお、追加するアプリケーションがCORBAアプリケーションかトランザクションアプリケーションにより加算する値は異なります。

以下に示すアプリケーションを追加した場合のチューニング方法について説明します。

2.5.1.1 クライアントアプリケーションを追加した場合

CORBAアプリケーション

定義名

ステートメント

加算値

CORBAサービスの動作環境ファイル

max_processes (注1)

プロセス数の合計

max_IIOP_resp_con (注1)(注2)

注1)

max_processes、max_IIOP_resp_conを変更した場合は、システムパラメタの設定が必要です。

注2)

SSL接続のコネクションとSSL接続でないコネクションは別コネクションとして数える必要があります。そのため、SSL連携機能を使用する場合、加算値は“プロセス数の合計 × 2”となります。

Enterprise EditionStandard-J EditionEJBクライアントアプリケーション

定義名

ステートメント

加算値

CORBAサービスの動作環境ファイル

max_processes ()

追加するクライアントアプリケーションのプロセス数

)

max_processesを変更した場合は、システムパラメタの設定が必要です。

Enterprise EditionStandard-J Edition2.5.1.2 サーバアプリケーションを追加した場合

CORBAアプリケーション

定義名

ステートメント

加算値

CORBAサービスの動作環境ファイル

max_processes ()

プロセス数の合計

max_exec_instance

リクエスト実行用スレッドの合計

)

max_processesを変更した場合は、システムパラメタの設定が必要です。

EJBアプリケーション

定義名

ステートメント

加算値

CORBAサービスの動作環境ファイル

max_processes ()

追加するEJBアプリケーションのプロセス数

max_exec_instance

  • EJBアプリケーション作成の際に、スレッド動作可としている場合
      追加するEJBアプリケーションのプロセス数 × 16

  • EJBアプリケーション作成の際に、スレッド動作不可としている場合
      追加するEJBアプリケーションのプロセス数


  追加するEJBアプリケーションのプロセス数 × 16

)

max_processesを変更した場合は、システムパラメタの設定が必要です。

トランザクションアプリケーション

考慮の必要はありません。

Enterprise EditionStandard-J Edition2.5.1.3 クライアント、サーバ兼用アプリケーションを追加した場合

サーバアプリケーションから他のオブジェクトを呼び出したり、オブジェクトリファレンスを獲得したり、セション管理機能、XA連携などを使用する場合など、CORBAクライアントとしても動作するアプリケーションを示します。

CORBAアプリケーション

定義名

ステートメント

加算値

CORBAサービスの動作環境ファイル

max_processes (注1)

プロセス数の合計

max_IIOP_resp_con (注1)(注2)

max_exec_instance

リクエスト実行用スレッドの合計

注1)

max_processes、max_IIOP_resp_conを変更した場合は、システムパラメタの設定が必要です。

注2)

SSL接続のコネクションとSSL接続でないコネクションは別コネクションとして数える必要があります。そのため、SSL連携機能を使用する場合、加算値は“プロセス数の合計 × 2”となります。

トランザクションアプリケーション

定義名

ステートメント

加算値

CORBAサービスの動作環境ファイル

max_processes (注1)

プロセス数の合計

max_IIOP_resp_con (注1)(注2)

注1)

max_processes、max_IIOP_resp_conを変更した場合は、システムパラメタの設定が必要です。

注2)

SSL接続のコネクションとSSL接続でないコネクションは別コネクションとして数える必要があります。そのため、SSL連携機能を使用する場合、加算値は“プロセス数の合計 × 2”となります。