クライアントアプリケーション、サーバアプリケーションを追加する場合に修正する各サービスの定義のステートメントと加算する値を説明します。
なお、追加するアプリケーションがCORBAアプリケーションかトランザクションアプリケーションにより加算する値は異なります。
以下に示すアプリケーションを追加した場合のチューニング方法について説明します。
クライアントアプリケーションを追加した場合
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サーバアプリケーションを追加した場合
クライアント、サーバ兼用アプリケーションを追加した場合
定義名  | ステートメント  | 加算値  | 
|---|---|---|
CORBAサービスの動作環境ファイル  | max_processes (注1)  | プロセス数の合計  | 
max_IIOP_resp_con (注1)(注2)  | 
max_processes、max_IIOP_resp_conを変更した場合は、システムパラメタの設定が必要です。
SSL接続のコネクションとSSL接続でないコネクションは別コネクションとして数える必要があります。そのため、SSL連携機能を使用する場合、加算値は“プロセス数の合計 × 2”となります。
定義名  | ステートメント  | 加算値  | 
|---|---|---|
CORBAサービスの動作環境ファイル  | max_processes (注)  | 追加するクライアントアプリケーションのプロセス数  | 
max_processesを変更した場合は、システムパラメタの設定が必要です。
定義名  | ステートメント  | 加算値  | 
|---|---|---|
CORBAサービスの動作環境ファイル  | max_processes (注)  | プロセス数の合計  | 
max_exec_instance  | リクエスト実行用スレッドの合計  | 
max_processesを変更した場合は、システムパラメタの設定が必要です。
定義名  | ステートメント  | 加算値  | 
|---|---|---|
CORBAサービスの動作環境ファイル  | max_processes (注)  | 追加するEJBアプリケーションのプロセス数  | 
max_exec_instance  | 
 
 
  | 
max_processesを変更した場合は、システムパラメタの設定が必要です。
考慮の必要はありません。
サーバアプリケーションから他のオブジェクトを呼び出したり、オブジェクトリファレンスを獲得したり、セション管理機能、XA連携などを使用する場合など、CORBAクライアントとしても動作するアプリケーションを示します。
定義名  | ステートメント  | 加算値  | 
|---|---|---|
CORBAサービスの動作環境ファイル  | max_processes (注1)  | プロセス数の合計  | 
max_IIOP_resp_con (注1)(注2)  | ||
max_exec_instance  | リクエスト実行用スレッドの合計  | 
max_processes、max_IIOP_resp_conを変更した場合は、システムパラメタの設定が必要です。
SSL接続のコネクションとSSL接続でないコネクションは別コネクションとして数える必要があります。そのため、SSL連携機能を使用する場合、加算値は“プロセス数の合計 × 2”となります。
定義名  | ステートメント  | 加算値  | 
|---|---|---|
CORBAサービスの動作環境ファイル  | max_processes (注1)  | プロセス数の合計  | 
max_IIOP_resp_con (注1)(注2)  | 
max_processes、max_IIOP_resp_conを変更した場合は、システムパラメタの設定が必要です。
SSL接続のコネクションとSSL接続でないコネクションは別コネクションとして数える必要があります。そのため、SSL連携機能を使用する場合、加算値は“プロセス数の合計 × 2”となります。