J2EEアプリケーションで利用できるJDBCドライバについて説明します。
使用するJDBCドライバがサポートしているJDBC規約がJDBC 3.0以降の場合でも、J2EEアプリケーションはJDBC 2.0規約の範囲のみ使用できます。
JDBCドライバがサポートするデータベースや動作条件については各JDBCドライバの提供元に確認してください。
Symfowareを使用したアプリケーションを運用する場合
Symfoware ServerのNativeインタフェースを使用する場合
プラットフォーム | サポートするJDBCドライバ/バージョン・レベル | |
---|---|---|
Windows(R) | Symfoware Server クライアント機能 | 10.0.0以降 |
Solaris | Symfoware Server クライアント機能 | 10.0.0以降 |
RHEL5(x86) | Symfoware Server クライアント機能 | 10.0.0以降 |
RHEL6(x86) | Symfoware Server クライアント機能 | 10.1.0以降 |
注意
最新の修正プログラムを適用してください。
Interstageと同一のCPUのアーキテクチャをサポートしている製品を使用してください。
分散トランザクション機能は、使用できません。
Symfoware ServerのOpenインタフェースを使用する場合
プラットフォーム | サポートするJDBCドライバ/バージョン・レベル | |
---|---|---|
Windows(R) | Symfoware Serverクライアント機能 | 12.0以降 |
RHEL5(x86) | Symfoware Serverクライアント機能 | 12.0以降 |
RHEL6(x86) | Symfoware Serverクライアント機能 | 12.0以降 |
注意
最新の修正プログラムを適用してください。
分散トランザクション機能は、使用できません。
Oracleを使用したアプリケーションを運用する場合
プラットフォーム | サポートするJDBCドライバ/バージョン・レベル | |
---|---|---|
Windows(R) | Oracle JDBC Driver | 11.1、11.2または12.1 |
Solaris | Oracle JDBC Driver | 11.1、11.2または12.1 |
RHEL5(x86) | Oracle JDBC Driver | 11.1、11.2または12.1 |
RHEL6(x86) | Oracle JDBC Driver | 11.1、11.2または12.1 |
注意
Oracle JDBC Driverのバージョンが11.1.0.6以前の場合、ConnectionEventListenerが未実装です。このため、以下の機能を使用すると誤動作する場合があります。以下の機能を使用する場合には、ConnectionEventListenerが実装されている修正パッチを、Oracle製品のSupportDesk契約に基づいて、SupportDeskから入手して適用してください。
Interstageがコネクションをプールする(oracle.jdbc.pool.OracleConnectionPoolDataSource)
分散トランザクションを使用する(oracle.jdbc.xa.OracleXADataSource)
サポートする機能範囲はOracle JDBC Driver 11.1の機能範囲で、Oracle Universal Connection Pool(UCP) for JDBC機能はサポートしていません。
OCIドライバを使用する場合は、Interstageと同一のCPUのアーキテクチャをサポートしている製品を使用してください。
SQL Serverを使用したアプリケーションを運用する場合
プラットフォーム | サポートするJDBCドライバ/バージョン・レベル | |
---|---|---|
Windows(R) | Microsoft SQL Server JDBC Driver | 3.0 |
Solaris | Microsoft SQL Server JDBC Driver | 3.0 |
RHEL5(x86) | Microsoft SQL Server JDBC Driver | 3.0 |
RHEL6(x86) | Microsoft SQL Server JDBC Driver | 3.0 |
注意
分散トランザクション機能は、使用できません。
PowerGres Plusを使用したJ2EEアプリケーションを運用する場合
プラットフォーム | サポートするJDBCドライバ/バージョン・レベル | |
---|---|---|
Windows(R)(x64) | PowerGres Plusクライアント | V9 |
RHEL5(Intel64) | PowerGres Plusクライアント | V9 |
RHEL6(Intel64) | PowerGres Plusクライアント | V9 |
注意
分散トランザクション機能は、使用できません。
上表に記載されているプラットフォームは、JDBCドライバがサポートするOSです。
32bit版のInterstage Application Serverで使用する場合は、Interstage Application ServerをIntel 64またはx64アーキテクチャのプラットフォームにインストールしてください。
FUJITSU Integrated System HA Database Ready SX1を使用したJ2EEアプリケーションを運用する場合
Native SQLを使用する場合
プラットフォーム | サポートするJDBCドライバ/バージョン・レベル | |
---|---|---|
Windows(R) | Symfoware Server Client | V11.0.2 |
| Symfoware Server Client | V11.0.2 |
RHEL5(x86) | Symfoware Server Client | V11.0.2 |
RHEL6(x86) | Symfoware Server Client | V11.0.2 |
注意
最新の修正プログラムを適用してください。
Interstageと同一のCPUのアーキテクチャをサポートしているJDBCドライバを使用してください。
分散トランザクション機能は、使用できません。
Symfoware Server Connection Manager機能を使用してください。
JDBCリソースを作成する場合は、以下の設定にしてください。
データベースタイプ:Symfoware
プロトコル:ローカル
データ資源名:Symfoware Server Connection Manager機能のAPC動作環境ファイルで、定義種別SQLSERVERに指定した"SQLサーバ名"
Open SQLを使用する場合
プラットフォーム | サポートするJDBCドライバ/バージョン・レベル | |
---|---|---|
Windows(R) | Open SQL Client | V1.0.0 |
RHEL5(x86) | Open SQL Client | V1.0.0 |
RHEL6(x86) | Open SQL Client | V1.0.0 |
注意
分散トランザクション機能は、使用できません。
JDBCリソースを作成する場合は、以下の設定にしてください。
データベースタイプ:PostgreSQL
クライアントバージョン:V5(Interstage 管理コンソールでは、"PowerGres Plus V5")
接続ポート番号:デフォルトで5432が表示されますが、適宜変更してください(データベースサーバ側のデフォルトは、26551です)