ページの先頭行へ戻る
Interstage Application Server/Interstage Web Server Express 使用上の注意
FUJITSU Software

2.1.7 Internet Explorer 10使用時の注意事項


Interstage管理コンソールInterstage Java EE管理コンソールの注意事項

対応するInternet Explorer 10について

新しいWindows UIに対応したInternet Explorer 10では、Interstage管理コンソール/Interstage Java EE管理コンソールを使用できません。デスクトップ版 Internet Explorer 10で使用してください。

以下の手順で、デスクトップ版 Internet Explorer 10に変更してください。

  1. アプリバーの[ページツール]で、[デスクトップで表示する]を選択します。


ドキュメントモードについて

Interstage管理コンソールは、ドキュメントモード「IE5 Quirksモード」で動作します。


ファイルの指定方法について

アプリケーションの配備などでファイルを指定する場合、入力フィールドに直接パスを指定することはできません。[参照]ボタンをクリックし、ファイルの参照ダイアログを使用してファイルを指定してください。


ファイルまたはログのダウンロード時の動作について

ファイルまたはログのダウンロード時に、エラーメッセージを通知するダイアログ「現在のセキュリティ設定では、このファイルをダウンロードできません。」が表示されてダウンロードが拒否されることがあります。

本現象が発生した場合は、以下の手順で回避してください。

  1. Interstage管理コンソールを表示した状態で、Webブラウザの[ツール]メニューの[インターネット オプション]で、[セキュリティ]タブをクリックします。
    この時点で選択されているゾーンを変更しないでください。

  2. [レベルのカスタマイズ]をクリックします。

  3. [ダウンロード]セクションで、[ファイルのダウンロード]を「有効にする」に変更します。

注意

セキュリティ設定を変更するゾーンに信頼できないWebサイトが含まれる場合は、本設定を変更しないようにしてください。


ステータスバーにおけるメッセージの表示について

画面左下のステータスバーにメッセージ(「xxxを起動しています。しばらくお待ちください」など)が表示されません。
本現象が発生した場合は、Interstage管理コンソールを動作させるために必要なWebブラウザの設定が無効になっている可能性があります。
本現象は処理状態を示すメッセージが表示されないだけで、動作上の影響はありませんが、メッセージを表示する場合は、以下の手順で、Interstage管理コンソールが動作しているゾーンのWebブラウザの設定を有効にしてください。

  1. Interstage管理コンソールを表示した状態で、Webブラウザの[ツール]メニューの[インターネット オプション]で、[セキュリティ]タブをクリックします。
    この時点で選択されているゾーンを変更しないでください。

  2. [レベルのカスタマイズ] をクリックします。

  3. [スクリプト]セクションで、[スクリプトでのステータスバーの更新を許可する]を「有効にする」に変更します。

注意

セキュリティ設定を変更するゾーンに信頼できないWebサイトが含まれる場合は、本設定を変更しないようにしてください。

ポイント

ステータスバーは、以下の手順で表示します。

  1. タブの右側の空白部分を右クリックします。

  2. 表示されるメニューで[ステータスバー]を選択します。


複数のInterstage管理コンソールの操作について

複数のWebブラウザからInterstage管理コンソールを操作することはできません。本操作を行った場合、Interstage管理コンソールの画面の遷移、および操作に異常が発生する可能性があります。
1つの端末から複数のInterstage管理コンソールを操作する場合は、以下の対処を行ってください。

タブブラウズ機能の使用について

1つのWebブラウザ上で、タブブラウズ機能を使用して、複数のタブからInterstage管理コンソールを起動することはできません。本操作を行った場合、Interstage管理コンソールの画面の遷移、および操作に異常が発生する可能性があります。
Interstage管理コンソールを使用する場合は、複数のタブを使用しないでください。
また、複数のInterstage管理コンソールを起動する場合は、セッションが異なる複数のWebブラウザを起動してInterstage管理コンソールを操作してください。


ショートカットの起動時にウィンドウを再使用する設定について

タブブラウズ機能を使用していない場合、かつショートカットの起動時にウィンドウを再使用する設定が無効になっている場合、Interstage管理コンソールの画面の遷移、および操作に異常が発生する可能性があります。
Internet Explorerの[メニュー]-[ツール]-[インターネットオプション]-[詳細設定]において、項目[ショートカットの起動時にウィンドウを再使用する(タブブラウズが無効である場合)]をチェックし、ショートカットの起動時にウィンドウを再使用する設定を有効にしてください。


ズーム機能を使用した場合の表示について

ズーム機能を使用した場合、画面表示が崩れることがあります。画面表示が崩れる場合は、標準倍率で使用してください。


Interstage シングル・サインオンの注意事項

複数のInternet Explorerを起動した場合の動作について

複数のInternet Explorerを起動し、ウィンドウ毎に異なるユーザIDで認証を行うことはできません。任意のウィンドウで認証に成功すると、その他のウィンドウも認証に成功した状態になります。

注意

ただし、Internet Explorerの[ファイル]メニューの[新規セッション]をクリックして起動したウィンドウの場合、異なるユーザIDで認証を行うことは可能です。この場合、すでに別のウィンドウで認証に成功していても、未認証の状態となります。


タブブラウズ機能について

認証画面の表示中に、タブブラウズ機能を使用して他のタブで認証を行うと、ウィンドウに「Waiting」と表示される場合があります。この状態で認証画面が表示中のタブを閉じてしまった場合、「Waiting」と表示されたタブで操作を継続することができなくなります。
本現象が発生した場合、ウィンドウを閉じて、再度ウィンドウを立ち上げることで回避することができます。


保護モード機能について

Interstage シングル・サインオンの業務サーバと認証サーバに対する保護モードの設定が異なっている場合、認証処理が正しく行われない場合があります。Interstage シングル・サインオンの業務サーバと認証サーバに対する保護モードの設定を合わせた運用を行なってください。


JBKプラグイン使用時の留意事項

Windows8の新しいWindows UIバージョンのInternet Explorer 10では、JBKプラグインは動作しません。

新しいWindows UIバージョンのInternet Explorer 10でJBKプラグインが埋め込まれたHTMLページを表示した場合、該当部分は何も表示されません。

この場合、アプリバーの[ページツール] > [デスクトップで表示する]を選択して、デスクトップ版のInternet Explorerの表示に切り替えて、使用してください。