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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 15.3 運用ガイド
ETERNUS

11.1.10 ODX(Offloaded Data Transfer)との併用

Offloaded Data Transfer(以降、ODXと略します)機能をサポートしたETERNUS ディスクアレイを利用する場合、Windows Server 2012のオフロードデータ転送機能により、ファイルのコピーまたは移動時にETERNUS ディスクアレイ内でODXセッションが起動します。しかし、ODXセッションが動作中のボリュームをコピー先として、AdvancedCopy Managerによるアドバンスト・コピーを実行できません。そのため、オフロードデータ転送によるファイルのコピーまたは移動中の領域を含むボリュームをコピー先として、AdvancedCopy Managerによるアドバンスト・コピーを実行すると、エラーメッセージを表示して、コマンドが異常終了する場合があります。

コマンドが異常終了した場合は、Webコンソールでコピー先ボリュームにODXセッションが存在しないことを確認してから、再実行してください。

エラーが解消されない場合は、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用ガイド(Windows版)』の「ODX(Offloaded Data Transfer)との併用」にある「エラーが解消されない場合」を参照してください。

図11.5 ODXとの併用

注:ファームウェア版数がV10L50より前の以下のETERNUS ディスクアレイでは、ODXセッションが実行中のボリュームに対して、AdvancedCopy Managerによるアドバンスト・コピーを実行できません。