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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 15.3 運用ガイド
ETERNUS

10.9.2 acmcapture(AdvancedCopy Managerエージェントの調査資料採取コマンド)

名前

acmcapture - AdvancedCopy Managerエージェントの調査資料の採取


形式

/opt/FJSVswstf/bin/acmcapture dirname

機能説明

本コマンドは、コマンドを実行した管理対象サーバ(Storageサーバ)にインストールされているAdvancedCopy Managerエージェントの調査資料を採取します。

本コマンドを実行するには、OSの管理者(root)権限が必要です。

[調査資料のファイル名の形式]

採取された資料は、dirname配下の“acmcapture_HOSTNAME_YYYYMMDD_ttmmss.tar.gz”の形式のファイルに格納されます。

HOSTNAMEはコマンド実行するホスト名となります。ホスト名が0~9の数字、大文字と小文字の英字、およびハイフン (-)以外の文字を含む場合は、"NOHOSTNAME"となります。また、15文字を超える場合は、15文字より後の文字を切り捨てます。

オペランド

dirname

dirnameには、調査資料を格納するディレクトリを指定します。

十分な空き容量(500MB以上を推奨)のあるディレクトリを指定してください。調査資料のサイズはシステムの環境や状態によって変動するため、500MBは目安としてください。十分な空き容量がない場合、本コマンドは調査資料を採取せずに異常終了します。

存在するディレクトリを指定してください。存在しないディレクトリを指定した場合、本コマンドは調査資料を採取せずに異常終了します。


終了ステータス

=0 : 正常終了
>0 : 異常終了


使用例

資料を、/tmpディレクトリに採取します。

# /opt/FJSVswstf/bin/acmcapture /tmp
Executing.........................................
Completed.
OUTPUT=/tmp/acmcapture_srv01_20090323_094614.tar.gz

注意事項