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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 15.3 運用ガイド
ETERNUS

9.7.2 共通制御リポジトリの保守方法

共通制御リポジトリの保守方法を説明します。

9.7.2.1 共通制御リポジトリのバックアップ

共通制御リポジトリをバックアップします。

参考

手順内の表記について

ディレクトリ名

説明

$BAK_DIR

バックアップ先のディレクトリ

  1. ETERNUS SF ManagerのWebサービスを停止します。
    以下のシェルスクリプトを実行して、サービスを停止してください。

    /opt/FJSVesfcm/bin/stop-webservice.sh
  2. バックアップデータを作成します。

    1. バックアップ用ディレクトリを作成します。

      mkdir -p $BAK_DIR/Common
    2. OSの管理者権限で以下のコマンドを実行して、バックアップデータを作成します。

      ポート番号を変更していない場合は<ポート番号>に15432を指定します。ポート番号を変更している場合は、<ポート番号>に変更後のポート番号を指定してください。
      <ファイル名>に指定したファイルに、バックアップデータが作成されます。

      /opt/FJSVesfcm/postgres/bin/pg_dump -U esfpostgres -C --attribute-inserts -p <ポート番号> -f $BAK_DIR/Common/<ファイル名> esfdb
    3. プロンプトが表示され、入力待ちになります。以下のキーワードを入力してください。

      master01!
  3. ETERNUS SF ManagerのWebサービスを起動します。

    以下のシェルスクリプトを実行して、サービスを起動してください。

    /opt/FJSVesfcm/bin/start-webservice.sh

9.7.2.2 共通制御リポジトリのリストア

共通制御リポジトリを復元します。

参考

手順内の表記について

ディレクトリ名

説明

$BAK_DIR

バックアップ先のディレクトリ

  1. ETERNUS SF ManagerのWebサービスを停止します。

    以下のシェルスクリプトを実行して、サービスを停止してください。

    /opt/FJSVesfcm/bin/stop-webservice.sh
  2. バックアップデータをリストアします。以下の手順は、OSの管理者権限を持つユーザーが実施してください。

    1. 以下のコマンドを実行します。

      ポート番号を変更していない場合は<ポート番号>に15432を指定します。ポート番号を変更している場合は、<ポート番号>に変更後のポート番号を指定してください。

      /opt/FJSVesfcm/postgres/bin/psql -U esfpostgres -p <ポート番号> postgres
    2. プロンプトが表示され、入力待ちになります。以下のキーワードを順に入力してください。

      master01!
      drop database esfdb;
      \q
    3. 以下のコマンドを実行して、バックアップデータをリストアします。
      ポート番号を変更していない場合は<ポート番号>に15432を指定します。ポート番号を変更している場合は、<ポート番号>に変更後のポート番号を指定してください。
      <ファイル名>には、バックアップデータ作成時に指定したファイル名を指定してください。

      /opt/FJSVesfcm/postgres/bin/psql -U esfpostgres -p <ポート番号> -f $BAK_DIR/Common/<ファイル名> postgres
    4. プロンプトが表示され、入力待ちになります。以下のキーワードを入力してください。

      master01!
  3. ETERNUS SF ManagerのWebサービスを起動します。

    以下のシェルスクリプトを実行して、サービスを起動してください。

    /opt/FJSVesfcm/bin/start-webservice.sh

注意

共通制御リポジトリをリストアしてからWebコンソールが使用可能になるまで、2分程度必要です。