運用管理サーバ(Storage管理サーバ)、管理対象サーバ(Storageサーバ)上のデーモンを停止します。通常、システムの停止時に自動的に停止します。
何らかの理由でデーモンを停止したい場合は、停止したいサーバで以下のコマンドを実行してください。
# /opt/swstorage/bin/stopacm |
注意
stopacmコマンド実行前に、環境変数SWSTGNODEが設定されていないことを確認してください。
運用管理サーバのAdvancedCopy Managerは、Symfowareの機能を利用しています。他ソフトウェアでSymfowareを監視している場合、デーモンの停止が失敗することがあります。そのため、運用管理サーバのデーモンを停止する前に、Symfowareの監視を停止してください。
運用管理サーバまたは管理対象サーバをクラスタ運用している場合、デーモンの停止はクラスタシステムから行います。停止方法は、クラスタソフトウェアのマニュアルを参照してください。
デーモンを個別に停止するとき
クラスタ運用している場合に、何らかの理由でAdvancedCopy Managerの業務を構成するデーモンを個別に停止するときの手順は、以下のとおりです。
通信デーモンの場合
AdvancedCopy Managerの業務単位(Storageローカル業務を含む)に停止する必要があります。業務ごとに以下の手順を繰り返してください。
コマンドラインで、以下のコマンドを実行します。
# ps -elf | grep stgxfws |
この結果
/opt/FJSVswstf/bin/stgxfws 論理ノード名 |
と表示されることを確認します。表示されない場合、デーモンはすでに停止しています。
環境変数SWSTGNODEに該当業務を行う論理ノード名を設定します。
通信デーモンを停止します。
停止コマンドは、「10.7.1 通信デーモンの起動と停止」を参照してください。
ポイント
通信デーモンが処理中に通信デーモンの停止を実施した場合、コマンドが終了するまで最大10秒かかることがあります。
通信以外のデーモンの場合
環境変数SWSTGNODEに該当業務を行う論理ノード名を設定します。
以下を参照し、デーモンを停止します。
RMIデーモンの場合 : 「10.7.2 RMIデーモンの起動と停止」
RDBデーモンの場合 : 「10.7.3 RDBデーモンの起動と停止」