AdvancedCopy Managerでは、以下の単位でVxVM配下のボリュームをバックアップ/レプリケーションできます。
ディスクグループを構成する物理ディスク
論理ボリュームが使用しているサブディスクが存在するVMディスク(物理ディスク)を管理単位とします。
図1.5 VxVMの構成例
AdvancedCopy Managerは、VMディスク全体をコピーするため、サブディスクとなる共有領域だけでなく、VxVMの内部構成情報が格納されている占有領域もコピーされます。
したがって、レプリケーションを行う際は、VxVMの構成情報の整合性を保ってコピーを行う必要があります。
AdvancedCopy Managerに指定するデバイス名は、以下の形式です。
/dev/vx/dmp/sd# |
注意
VxVMにおけるエンクロージャに基づく命名規則の運用下での動作はサポートしていません。
クラスタ構成で運用する場合、クラスタを構成するすべてのサーバにおいて、ディスクグループを構成する物理ディスクのデバイス名(/dev/sd#)が同じであり、デバイス名が指すETERNUS ディスクアレイのディスクも同じである必要があります。