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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 15.3 運用ガイド
ETERNUS

1.5.3 VxVM(VERITAS Volume Manager)配下のボリュームについて

AdvancedCopy Managerでは、以下の単位でVxVM配下のボリュームをバックアップ/レプリケーションできます。

論理ボリュームが使用しているサブディスクが存在するVMディスク(物理ディスク)を管理単位とします。

図1.5 VxVMの構成例

AdvancedCopy Managerは、VMディスク全体をコピーするため、サブディスクとなる共有領域だけでなく、VxVMの内部構成情報が格納されている占有領域もコピーされます。

したがって、レプリケーションを行う際は、VxVMの構成情報の整合性を保ってコピーを行う必要があります。

AdvancedCopy Managerに指定するデバイス名は、以下の形式です。

/dev/vx/dmp/sd#

注意

  • VxVMにおけるエンクロージャに基づく命名規則の運用下での動作はサポートしていません。

  • クラスタ構成で運用する場合、クラスタを構成するすべてのサーバにおいて、ディスクグループを構成する物理ディスクのデバイス名(/dev/sd#)が同じであり、デバイス名が指すETERNUS ディスクアレイのディスクも同じである必要があります。