WebAdminを使用してバックアップ時点にリカバリすることができます。
以下の手順でデータ格納ディスク内のデータをリカバリしてください。
アプリケーションの停止
データベースを利用しているアプリケーションを停止してください。
インスタンスの停止
インスタンスを停止します。停止方法については、“2.1.1 WebAdminを使用する場合”を参照してください。
キーストアのリカバリとキーストアの自動オープンの有効化
データベースに格納するデータを暗号化している場合は、以下を行ってください。
データベースのバックアップを取得した時点のキーストアをリストアしてください。
キーストアの自動オープンを有効にしてください。
データベースクラスタのリカバリ
WebAdminにログインし、[監視]メニュー画面の[データ復旧]ボタンをクリックします。
バックアップ時点へのリカバリの実行
[リカバリ]ダイアログが表示されますので、[実行]ボタンをクリックしてください。
[監視]メニュー画面に「リカバリ中」と表示され、リカバリが実行されます。リカバリが正常に完了すると、インスタンスが自動的に起動されます。
注意
WebAdminは、ハッシュインデックスを正しく復旧できません。ハッシュインデックスを使用している場合、リカバリの実行後、該当するインデックスに対して、REINDEXコマンドを実行してください。
データベースの運用の再開
必要に応じて、バックアップ時点から誤操作を行うまでのトランザクション処理を再度実行したうえで、データベースの運用を再開します。