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Linkexpress Replication option 解説書
FUJITSU Software

1.3 Linkexpress Replication optionの特長

Linkexpress Replication optionは、次のような特長を持つソフトウェア製品です。

グローバルサーバまたはPRIMEFORCEとの連携

オープンサーバ間のレプリケーションはもちろん、GSシリーズやMシリーズなどのグローバルサーバまたはPRIMEFORCEとのレプリケーションも可能です。

グローバルサーバまたはPRIMEFORCEでは、Linkexpress File Transfer、DB-EXPRESS、およびPowerAIM/TJNLと連携して、Symfoware ServerまたはRDBIIとのレプリケーションを実現します。

さらに、AIM/DBやVSAMといった、リレーショナルデータベース以外のデータベースからのレプリケーションも可能です。

Symfoware Serverとの連携

Symfoware Serverには、実現方式が異なる以下のインタフェースが存在しますが、Linkexpress Replication optionではいずれのSymfoware Serverとも連携したレプリケーションが可能です。

注意

Symfoware抽出レプリケーションでは、利用するインタフェースにより、Linkexpress Replication optionおよびLinkexpressのセットアップや運用等に違いがあります。

他社データベース製品からのデータ抽出機能

弊社のデータベース製品であるSymfoware Server、RDBIIだけでなく、他社データベース製品であるOracleからもデータを抽出することができます。

他社データベース製品へのデータ格納機能

弊社のデータベース製品であるSymfoware Serverだけでなく、弊社以外のデータベース製品とのレプリケーションも可能です。以下のデータベースへのレプリケーションが可能です。

注意

Oracle抽出レプリケーションでは、Symfoware Server以外の他社データベース製品へのレプリケーションはできません。

パーティション単位のレプリケーションによる柔軟な運用

Linkexpress Replication optionは、Symfoware Serverのパーティショニングをサポートします。パーティションとは、論理的な資源である表を、物理的な媒体に割り当てる単位です。双方向型モデルで、自データと複製データをパーティションで分割、管理するといったような柔軟なレプリケーションの運用が可能になります。

ミッションクリティカルなシステムへの適応

Linkexpress Replication optionのSymfoware抽出レプリケーションでは、クラスタシステムよるレプリケーションが可能です。

参考

Symfoware ServerとSymfoware/RDBについて

Symfoware Serverは、富士通が提供するデータベースシステムで、高性能で高信頼なデータベースエンジンを持ち、インターネットビジネス時代のミッションクリティカルシステムおよび戦略的な情報活用の支援に適したデータベースシステムです。
本書では、オープンサーバのSymfoware Server、グローバルサーバおよびPRIMEFORCEのSymfoWARE ServerおよびRDBIIを含めて、Symfoware/RDBと呼ぶこともあります。