このリリースで、請求処理関連の計算が整理されました。
初期導入価格
サービス利用部門がアップグレード/ダウングレードするサービスに対して初期導入価格が定義されている場合には、サービス利用部門に対する料金の合計に追加されます。これは、そのサービス利用部門が移行前に使用していたサービスで初期導入価格が定義されていた場合も同様です。
利用者単価
定額料金の計算では、ある期間に利用者が購入済サービスに割り当てられると、その期間全体について課金されます。
利用者の割当てを解除し、同じ期間内に再度割当てを行った場合も、その期間については一度しか課金されません。
パラメーターとオプションの料金
購入済サービスの料金が定額で計算される場合に、サービス利用部門が期間内でパラメーター値を変更すると、その期間については使用時間に応じて課金されます。つまり、サービス利用部門は、それぞれのパラメーター値が設定されていた時間に応じて課金されます。
ロールベースの料金
料金が定額で計算される場合に、期間内で利用者のロールの割当てを変更すると、その期間については使用時間に応じて課金されます。つまり、サービス利用部門は、それぞれの利用者ロールが割り当てられていた時間に応じて課金されます。
無料試用期間
サービスの料金が定額計算される場合、無料試用期間が終了する期間については、無料試用期間が期間中に占める割合にかかわらず全額課金されます。
アップグレード/ダウングレートのオプションを提供しているサービスに対して無償利用期間が定義されている場合、アップグレード/ダウングレードの直後から無償利用期間が開始します。サービス利用部門の移行元のサービスに無償利用期間が定義されていたとしても、影響を受けません。
割引と付加価値税
割引は、割引期間内に生成されたすべての請求データに対する購入済サービスの定価から差し引いた料金の割合として定義されます。割引が有効になっている請求期間においてサービス利用部門が負担するすべての料金に対して、割引が適用されます。割引が請求期間全体に対して有効であるか、請求期間の一部に対してのみ有効であるかは影響しません。
付加価値税は、サービスの料金全体の割合として定義されます。