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SystemwalkerService Catalog Manager ServerViewResource Orchestrator連携ガイド
FUJITSU Software

D.3.1 設定ファイルの変更

設定ファイルの変更が必要な項目を変更します。

  1. データベースの設定ファイル変更

    以下の設定ファイルをテキストエディタで開いてください。

    %SWCTMG_HOME%\pgctbss\data\postgresql.conf

    max_prepared_transactionsプロパティの既存の値に、50を追加します。

    max_connectionsプロパティの既存の値に、210を追加します。

    例:

    max_prepared_transactions=100
    max_connections=420
  2. APP用ドメインの設定ファイル変更

    以下の設定ファイルをテキストエディタで開いてください。

    %SWCTMG_HOME%\app\setup\glassfish.properties

    MAIL_HOST項目の<mail server hostname>を、SMTPサーバのホスト名またはIPアドレスに置き換えてください。

    例:

    MAIL_HOST=smtp.example.com 
  3. APPの設定ファイルの変更

    以下の設定ファイルをテキストエディタで開いてください。

    %SWCTMG_HOME%\app\setup\configsettings.properties

    APP_BASE_URL項目の<host>に、クライアントからアクセスできるIPアドレスまたは名前解決できるホスト名を使用してください。

    https://<host>:8880/fujitsu-bss-app

    例:

    https://SERVER001:8880/fujitsu-bss-app

    BSS_WEBSERVICE_URL項目の<server>を、セットアップしたサーバのコンピュータ名に置き換えてください。

    https://<server>:8081/{SERVICE}/v1.5/BASIC?wsdl

    例:

    https://SERVER001:8081/{SERVICE}/v1.5/BASIC?wsdl

    指定するコンピュータ名は、bes-domainドメインのサーバ証明書の所有者のCNで指定されている情報と同じである必要があります。

    サーバ証明書の所有者のCNは以下のコマンドで確認できます。

    %SWCTMG_HOME%\jdk7\bin\keytool -export -rfc -alias s1as -keystore %SWCTMG_HOME%\glassfish3\glassfish\domains\bes-domain\config\keystore.jks -file ctmgbss.crt -storepass changeit
    
    %SWCTMG_HOME%\jdk7\bin\keytool -printcert -file ctmgbss.crt  -storepass changeit

    コマンドを実行すると以下のような情報が出力されます。

    所有者: CN=WIN-UBVC92LJ386, OU=GlassFish, O=Oracle Corporation, L=Santa Clara, ST=California, C=US
    発行者: CN=WIN-UBVC92LJ386, OU=GlassFish, O=Oracle Corporation, L=Santa Clara, ST=California, C=US
    ・
    ・
    ・

    作成されたファイルctmgbss.crtは必要に応じて削除してください。

  4. APPデータベースに必要な構成情報ファイルの変更

    以下の設定ファイルをテキストエディタで開いてください。

    %SWCTMG_HOME%\app\svctrl\RORIntegration\fujitsu-bss-app-ror-sampleSRC\resources\appconfiguration.sql

    ファイル内の以下の文字列を、環境に合わせて変更します。

    文字列

    説明

    <ROR user>

    RORのユーザーID。ROR上の自組織用テナントへのアクセスに使用します。

    <ROR password>

    ”IAAS_API_USER”に指定したユーザーIDのパスワード。ROR上の自組織用テナントへのアクセスに使用します。

    <ROR tenant>

    ”IAAS_API_USER”に指定した利用者が所属するテナント名

    <ROR endpoint URL>

    RORのL-Platform APIが動作しているURLを以下の形式で指定します。

    https://<ROR server>:<port>/cfmgapi/endpoint

    <ROR server>:RORサーバのホスト名。本値はRORのサーバ証明書に登録されている情報と一致している必要があります。情報の確認については“4.3.3 証明書のサーバの情報の確認”を参照してください。

    <port>:RORの管理機能APIが動作しているポート番号(デフォルト:8014)を指定します。

    例:

    INSERT INTO configurationsetting (settingkey, settingvalue, controllerid) VALUES ('IAAS_API_USER', 'ctmg.ror', 'ess.ror');
    INSERT INTO configurationsetting (settingkey, settingvalue, controllerid) VALUES ('IAAS_API_PWD', '_crypt:ctmg.ror', 'ess.ror');
    INSERT INTO configurationsetting (settingkey, settingvalue, controllerid) VALUES ('IAAS_API_TENANT', 'ctmgtenant', 'ess.ror');
    INSERT INTO configurationsetting (settingkey, settingvalue, controllerid) VALUES ('IAAS_API_URI', 'https://server002:8014/cfmgapi/endpoint', 'ess.ror');