RORのサーバ証明書をエクスポートしてファイルに保存する方法について説明します。
RORのサーバ証明書のエクスポートの作業は、CT-MGおよびROR連携機能がセットアップされているサーバに対してではなく、RORの管理サーバを対象に行ないます。
ポイント
エクスポートとした証明書ファイルは、ROR連携機能をセットアップするサーバにコピーして利用します。
不要となった証明書ファイルは削除してください。
Webブラウザでのエクスポート
WebブラウザとしてInternet Exploreを使って証明書をエクスポートする方法を説明します。また、以下の手順は管理者権限でInternet Exploreを起動する必要があります。
WebブラウザでROR管理コンソールのログイン画面にアクセスします。
Webブラウザで以下のURLにアクセスしてください。
https://<管理サーバのFQDN>:8014/cfmgapi/endpoint
ROR管理コンソールのデフォルトのポート番号は23461です。
証明書を表示します。
Webブラウザのセキュリティステータスバーに、証明書のエラーと表示されている箇所をマウスでクリックし、[証明書の表示]を選択し、[証明書]画面を表示します。
証明書のエクスポート
[証明書]画面で[詳細]タブをクリックし、 [ファイルにコピー]ボタンをクリックします。
表示される画面にしたがって証明書をエクスポートします。
エクスポート ファイルの形式は、デフォルトのDER encoded binary X.509のまま変更する必要はありません。
コマンドでのエクスポート
RORに含まれるscsexppfxコマンドを利用して証明書をエクスポートします。
コマンドで実行するには、RORで証明書を登録した際の、Interstage証明書環境のパスワードおよび証明書のニックネームが必要になります。
詳細はServerView Resource Orchestrator Cloud Editionに含まれる“ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition “導入ガイド”を参照してください。“ServerViewSSO認証サーバへの証明書のインポート”の説明の中で、エクスポートの方法が記載されています。