Systemwalker Service Catalog Managerは、目的および詳細レベルの異なるさまざまなレポートを提供します。
サービス提供部門が利用できるレポートは以下の通りです。
サービス情報レポート。すべてのサービスと、その購入済サービスを出力します。
サービス情報レポートは、売れ残りのサービスの割り出しや特別プロモーションが必要なサービスの概要の参照などに役立ちます。
利用部門情報レポート。すべてのサービス利用部門の基本データとサービス利用部門が購入しているサービスを出力します。レポートは購入済サービスが有効なのか、終了しているのかを出力します。
利用部門情報レポートはサービス利用部門の概要の参照やサービス利用部門データへの迅速なアクセスをサポートします。
請求書レポート。各サービス利用部門のすべての請求データの概要を出力します。
支払処理ステータスレポート。すべてのサービス利用部門に対する請求データ計算の状況、サービス利用部門の購入済サービスや利用しているサービスを出力します。
サービス利用部門の既存請求書の明細レポート。選択されたサービス利用部門の購入済サービスに対する現在の請求期間の請求データを出力します。
支払処理状況レポートと合わせて、このレポートは請求および支払いの問題に対する詳細な監査ログを提供します。このデータは、支払いやサービスへのアクセスに関する問題を検証するためなどに使用できます。
売上配分明細レポートサービスの利用によって発生した収益を確認するためのレポートです。収益データを組織ごとにまとめたレポートと、サービスごとにまとめたレポートがあります。
パートナー組織に支払うべき金額も確認できます。パートナー組織との間で交わされた契約に基づく収益配分の受領や支払に使用してください。
レポートを作成するためには、Systemwalker Service Catalog Manager管理ポータルの[アカウント]メニューの[レポートの作成]メニューオプションを使用し、対象のレポートを選択します。レポートの種類によっては、追加パラメーターを入力する必要があります。
作成されたレポートはただちにSystemwalker Service Catalog Managerの管理ポータルに表示されます。レポートを印刷するか、いくつかの形式で保存するかを選択できます。
注意
レポート機能が利用できない場合には、システム運用管理部門に連絡してください。レポート機能のパラメーター設定の定義は、システム運用管理部門が行います。