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SystemwalkerService Catalog Manager アプリケーション開発ガイド
FUJITSU Software

3.2 プロビジョニングサービスの実装

統合の最初の作業は、外部からサービスを操作するためのWebサービスを実装することです。このWebサービスをプロビジョニングサービスと呼びます。プロビジョニングサービスは、アプリケーションをSystemwalker Service Catalog Managerの購入済サービス管理と統合するために必要になります。サービス利用部門がサービスを購入するときや、利用中のサービスの管理をおこなうときは、Systemwalker Service Catalog Managerはこのプロビジョニングサービスを呼び出します。また、利用者の追加や管理をおこなう場合も、プロビジョニングサービスを呼び出すことがあります。

アクセス種別としてエクスターナルアクセスを使用することを選択した場合には、プロビジョニングサービスを実装する必要はありません。このアクセス種別では、サービスの購入後、利用者はアプリケーションに直接アクセスします。利用者はアプリケーションに直ちに転送されます。それ以降の利用者の操作はクライアントとアプリケーションの間でSystemwalker Service Catalog Managerを全く介することなく直接行われます。

プロビジョニングサービスを実装するに当たっては、以下の点を考慮する必要があります。

プロビジョニングサービスの実装には2つの方法があります。