Systemwalker Service Catalog Managerは、目的および詳細レベルの異なるさまざまなレポートを提供します。事前定義された各種レポートから選択することができます。
システム運用管理者が利用可能なレポートを以下に示します。
サービス提供部門収入情報レポート
プラットフォームに登録されているすべてのサービス提供部門の収入情報を示します。作成するレポートの期間を指定します。日付はYYYY-MM-DDのフォーマットで入力してください。
レポートには、名前、ID、サービス提供部門またはサービス提供代行部門ごとの売上、通貨当たりの累積値が示されます。レポートには、すべての通貨に対する売上の合計も表示されます。
サプライヤーへの配分は、サプライヤーのブローカへの配分も含まれます。
外部サービス情報レポート
該当するプラットフォームでサービスポータルへエスクターナルアクセス型サービスを公開しているサービス提供関連の部門(サービス提供部門、サービス仲介部門、サービス提供代行部門)を示します。
各サービス提供部門に対して、レポートは該当するサービスポータルへ登録済のサービスとその公開日・非公開日を示します。サービスが複数回にわたって公開・非公開となる場合、すべてのタイムスタンプが一覧表示されます。
サービス提供部門の売上配分明細レポート
プラットフォームに登録されているすべてのサービス提供部門の売上配分情報を示します。それぞれのサービス提供部門について、組織単位および個々のサービス単位での収入を提示します。また、サービス提供部門がその他の組織に支払うべき金額も計算されます。このデータはクレームが発生した場合の確認などに利用できます。利用者は作成するレポートの対象請求期間を指定します。月はMMのフォーマットで入力し、年はYYYYのフォーマットで入力してください。
サービス仲介部門/サービス提供代行部門の売上配分明細レポート
プラットフォームに登録されているすべてのサービス仲介部門およびサービス提供代行部門の売上配分情報を示します。それぞれのサービス仲介部門およびサービス提供代行部門について、売上配分データはサービスを供給しているサービス提供部門単位での収入を提示します。このデータはクレームが発生した場合の確認などに利用できます。利用者は作成するレポートの対象請求期間を指定します。月はMMのフォーマットで入力し、年はYYYYのフォーマットで入力してください。
サービス情報(サービス提供部門用)
特定のサービス提供部門の、購入済サービスを含むすべてのサービスの情報を出力します。サービス仲介部門により提供されている購入済サービスの情報も含まれます。レポートを出力するには、サービス提供部門の組織IDを指定します。
サービス利用部門情報(サービス提供部門用)
特定のサービス提供部門およびそのサービス仲介部門の、すべてのサービス利用部門の組織IDおよびその購入済サービスを出力します。購入済サービスおよび解約したサービスの情報が出力されます。レポートを出力するには、サービス提供部門の組織IDを指定します。
請求書情報(サービス提供部門用)
特定のサービス提供部門およびそのサービス仲介部門のサービス利用者ごとに、請求情報の概要を出力します。レポートを出力するには、サービス提供部門の組織IDを指定します。請求情報にはそれぞれの購入済サービスの請求キーが含まれます。
サービス利用部門の請求書明細(サービス提供部門用)
特定のサービス提供部門のサービス利用部門の、購入したサービスの現在の請求期間の請求データを出力します。従量課金の計算では、サービスの使用時間に対する料金はミリ秒単位で計算されます。定額課金のサービスは、現在の請求期間の終了までに発生する料金が計算されます。レポートを出力するには、請求キーを指定します。請求キーは請求書情報(サービス提供部門用)レポートに出力されます。
注意
レポート機能は以下のシステム設定のパラメーターを正しく設定した場合に利用可能です
REPORT_ENGINEURL
REPORT_SOAP_ENDPOINT
REPORT_WSDLURL.
詳細に関しては、“B.4 構成設定”を参照してください。