本章では、Systemwalker Service Catalog Managerのデータベース分離構成のセットアップについて説明します。
Systemwalker Service Catalog Managerでは、”第3章 セットアップ”で説明した、スタンドアロン構成のセットアップと、本章で説明するデータベース分離構成のセットアップができます。データベース分離構成のセットアップでは、Systemwalker Service Catalog Managerのデータベースとアプリケーション(Java EE実行環境)をそれぞれ別個のサーバにセットアップできます。
ポイント
データベース分離構成のセットアップの流れは以下の通りです。
Systemwalker Service Catalog Managerをデータベース用サーバにインストール。インストール方法は”2.1 サーバ機能のインストール”を参照してください。
データベースサーバ機能をデータベース用サーバにセットアップ。セットアップ方法は”4.1 データベースサーバ機能のセットアップ”を参照してください。
Systemwalker Service Catalog Managerをアプリケーション用サーバにインストール。インストール方法は”2.1 サーバ機能のインストール”を参照してください。
アプリケーションサーバ機能をアプリケーション用サーバにセットアップ。セットアップ方法は”4.2 アプリケーションサーバ機能のセットアップ”を参照してください。
注意
本章で説明する手順はOS管理者として実行してください。
データベース分離構成のセットアップは、データベースサーバ機能、アプリケーションサーバ機能の順にセットアップしてください。
データベースサーバ機能とアプリケーションサーバ機能は、同種OSのサーバにセットアップしてください。
サーバ機能、データベースサーバ機能もしくはアプリケーションサーバ機能がセットアップされた状態のサーバに、サーバ機能、データベースサーバ機能およびアプリケーションサーバ機能はセットアップできません。セットアップコマンドを実行した場合、セットアップに失敗します。
Systemwalker Service Catalog Managerが提供するServerView Resource Orchestrator(ROR)連携機能を利用する場合、スタンドアロン構成でSystemwalker Service Catalog Managerをセットアップしてください。