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Systemwalker Software Configuration Manager ソフトウェアパラメーター設定ガイド (ServerView Resource Orchestrator連携編)
FUJITSU Software

B.1.1 通信デーモン(サービス)のポート番号を変更する場合

以下のファイルに記載されている、AdvancedCopy Managerの通信デーモン(サービス)(stgxfws)のポート番号を変更します。

【Windows】

<Windowsインストールディレクトリ>\system32\drivers\etc\services

ポイント

Windowsファイアーウォールが有効になっている環境で使用する場合は、Windowsファイアーウォール機能を無効にするか、Windowsファイアーウォール機能を以下の手順に従って設定する必要があります。

  1. [コントロールパネル]から[Windows ファイアウォール]ウィンドウを起動します。

  2. [例外]タブで[ポートの追加]ボタンをクリックし、[ポートの追加]ダイアログを表示します。

  3. 通信サービス用に以下の設定を行います。

    • [名前]:任意の名前を設定します。

    • [ポート番号]:通信サービスに割り当てたポート番号を設定します。プロトコルは“TCP”を選択します。

  4. スコープを変更する場合は、Storage管理サーバおよびほかのStorageサーバとの通信が可能なスコープを設定してください。

  5. [ポートの追加]ダイアログで[OK]ボタンをクリックします。

  6. [Windows ファイアウォール]ウィンドウを[OK]ボタンをクリックして終了します。

【Linux】

/etc/services

ポイント

配置先のL-Serverにてファイアーウォールが有効になっている場合は、変更したポート番号に対する制限を解除する必要があります。制限の解除方法については、ご使用のファイアーウォールのマニュアルを参照してください。

AdvancedCopy Managerの通信デーモン(サービス)を再起動します。再起動の方法は以下の手順で行ってください。

【Windows】

  1. [コントロールパネル]→[管理ツール]→[サービス]をクリックし、サービスウィンドウを表示します。

  2. サービス”AdvancedCopy Manager COM Service”を選択し、[停止]ボタンをクリックします。

  3. サービス”AdvancedCopy Manager COM Service”を選択し、[開始]ボタンをクリックします。

【Linux】

  1. 以下のコマンドにて通信デーモンを停止

    #/opt/swstorage/bin/stopacm
  2. 以下のコマンドにて通信デーモンを起動

    # /opt/swstorage/bin/startacm