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Systemwalker Software Configuration Manager ソフトウェアパラメーター設定ガイド (ServerView Resource Orchestrator連携編)
FUJITSU Software

A.9.5 インストール後の操作

作成した「L-Server」において「クローニングイメージの採取」を行う前に、以下を行う必要があります。

【Windows】

WebAdmin/WebDBtoolsを利用可能にする必要があります。

  1. WebAdminのセットアップ

    『Symfoware Serverインストールガイド(サーバ編)』の「WebAdmin/WebDBtoolsのセットアップ」の手順でWebAdminをセットアップしてください。

    セットアップ後、ブラウザにてログイン画面が表示されることを『Symfoware Server セットアップガイド』の「WebAdminを用いたSymfoware/RDBのセットアップ」の「ログイン」を参照して確認してください。

  2. WebDBtoolsのセットアップ

    『Symfoware Serverインストールガイド(サーバ編)』の「WebAdmin/WebDBtoolsのセットアップ」の手順でWebDBtoolsをセットアップしてください。

    セットアップ後、ブラウザにてログイン画面が表示されることを『Symfoware Server セットアップガイド』の「WebDBtoolsを用いたデータベースのセットアップ」の「ログイン」を参照して確認してください。

  3. セットアップしたWebDBtools、WebAdminの停止

    WebDBtools、WebAdminが起動中の場合は停止してください。

    1. [サービス]ウィンドウを表示する

      [スタート]-[管理ツール]-[サービス]をクリックします。

    2. WebDBtoolsのサービスを停止する

      サービス名“SymfoWARE WDT”を選択し、[サービスの停止]ボタンをクリックします。

    3. WebAdminのサービスを停止する

      サービス名“Symfoware WAD web”を選択し、[サービスの停止]ボタンをクリックします。

      サービス名“Symfoware WAD ap”を選択し、[サービスの停止]ボタンをクリックします。

    WebDBtools、WebAdminの詳細については、『Symfoware Server セットアップガイド』の「WebAdmin/WebDBtoolsのセットアップ/アンセットアップ」を参照してください。

【Linux】

  1. ディレクトリの作成

    下記表のパラメーター情報ファイルのキーをカスタマイズしない場合、デフォルトのディレクトリ名に記述のディレクトリを作成してください。

    また、下記表のパラメーター情報ファイルのキーを任意の値にカスタマイズした場合は、カスタマイズした内容に応じてディレクトリを作成してください。

    なお、このディレクトリの作成は、Symfoware Serverを起動するユーザーで実施してください。

    パラメーター情報ファイルのキー

    デフォルトのディレクトリ名

    RDBconfigparam.RDBDIRSPACE1

    RDBconfigparam.RDBDIRSPACE2

    /SFW/rdbdir

    RDBconfigparam.RDBCORE

    RDBconfigparam.RDBREPORT

    /SFW/core

    RDBconfigparam.RDBPM

    /SFW/rdbpm

    APPEnv.system.WORKPATH

    /var/tmp

    RDBconfigparam.RDBLOGMANAGE

    なし

  2. カーネル編集

    Symfoware Serverを動作させるために必要なカーネル資源(共用メモリ資源、セマフォ資源、メッセージキュー資源)を確保するために下記のマニュアルを参照し、オペレーティングシステムのファイルに定義してください。

    Symfoware Serverを動作させるために必要なカーネル資源の詳細については、『Symfoware Server セットアップガイド』の「カーネル編集」を参照してください。

  3. ポート番号の定義

    クライアントからリモートアクセスするためにアプリケーションとの通信に使用するポート番号をオペレーティングシステムのサービスファイルに定義します。パラメーター情報ファイルのAPPEnv.system.MAXCONNECTTCPタグの値を0にカスタマイズした場合以外は、必ず設定してください。

    設定は、/etc/servicesファイルに以下のように設定します。

    • 指定形式

      サービス名    ポート番号/tcp
      • サービス名

        サービス名は、RDBシステム名(パラメーター情報ファイルのRDBconfigparam.RDBNAMEに指定した名称)を指定します。ただし、RDBシステム名を付けない運用の場合は、RDBIIを指定します。

      • ポート番号

        ポート番号は、1024~65535の範囲で、未使用の値を指定してください。

        リモートアクセスするクライアント機能のシステム用の動作環境ファイルに指定するSERVER_SPECパラメーターのポート番号にはこの値を指定します。

    • 定義例

      Symfoware/RDBのシステムごとにポート番号を定義する例を、以下に示します。

      rdbsys1  26551/tcp
      rdbsys2  26552/tcp

    Symfoware Serverで使用するポート番号の詳細については、『Symfoware Server セットアップガイド』の「ポート番号の定義」を参照してください。

  4. WebDBtools、WebAdminの停止

    WebDBtools、WebAdminが起動中の場合は停止してください。

    1. WebDBtoolsを停止する

      スーパーユーザーでログインして、以下のコマンドを実行してください。

      # cd /opt/FJSVsymwd/sbin
      # ./WebScriptStop
    2. WebAdminを停止する

      スーパーユーザーでログインして、以下のコマンドを実行してください。

      # cd /opt/FJSVsymwa/sbin
      # ./WebAdminStop

    WebDBtools、WebAdminの詳細については、『Symfoware Server セットアップガイド』の「WebAdmin/WebDBtoolsのセットアップ/アンセット」を参照してください。