クライアント抑止機能とは、Systemwalker Desktop Patrolによるセキュリティの管理を確実に行うために、CTをインストールしたPCに対して、ユーザーが以下の操作を行うことを抑止する機能です。
CTのサービス停止
CTのアンインストール
CTの接続サーバの変更
CTのサービス停止の抑止
ユーザーが、CTのサービス“ITBudgetMGR (INV)”を停止することを抑止します。
サービス停止の抑止には、以下の機能があります。
サービスの即時停止を抑止
[コントロールパネル]-[管理ツール]-[サービス]のプロパティ画面の[サービスの状態]で[停止]ボタンを非活性化し、サービスが停止できないようにします。
Windows標準コマンドの“NET STOP”コマンドでサービスの停止を行うとコマンドが異常終了し、サービスが停止できないようにします。
サービスが手動起動に変更されても自動起動に復旧
[コントロールパネル]-[管理ツール]-[サービス]のプロパティ画面の[スタートアップの種類]を定期的に監視し、設定が[自動]以外に変更されていた場合は強制的に以下の設定に復旧します。
スタートアップの種類:自動
本機能は、CTだけが導入されている環境で有効になります。CS、DSでは本機能を使用できません。
CTのアンインストールの抑止
ユーザーが、CTのアンインストール操作を行うと、パスワード入力を要求し、アンインストールを抑止します。
コントロールパネルの「プログラムの追加と削除」または「プログラムと機能」-「プログラムのアンインストール」からCTのアンインストール操作を行うと、パスワード入力を要求します。ユーザーがアンインストールを行う場合は、管理者へ連絡し、パスワードの確認を行う必要があります。
本機能は、CTだけが導入されている環境で有効になります。CS、DSでは本機能を使用できません。
CTの接続サーバ変更の抑止
ユーザーが、CTの環境設定画面から「接続サーバ」の変更を行うことを抑止します。
CTの環境設定画面の「サーバ切替え」タブの「接続サーバ」の入力域を非活性化し、初期値から変更できないようにします。