インベントリ情報は、以下の2つの方法で収集できます。
エージェントモード
ユーザーに意識させない、負担をかけない収集方法です。
ソフトウェアの実行状況なども収集可能です。
コマンドモード
USBメモリなど外部媒体での情報収集が可能です。
メール送信機能付きコマンド(インベントリ収集から、メール送信まで、自動的に行うコマンド)での収集が可能です。
CTをPCにインストールすることにより、自動的に最新の情報を収集し、PC情報のデータベースを構築できます。
メインメニューで設定したクライアントポリシーに従って、CTは、収集したインベントリ情報を接続サーバに転送します。各CTで収集されたインベントリ情報は、最終的には最上位のCSに転送され、CSのデータベースに登録されます。
ネットワークから切り離したPCや回線速度の遅いネットワークなどで、インベントリ収集を行う場合は、コマンドモードを使用します。
コマンドモードは、CTを導入していなくても、インベントリ情報を収集できます。
コマンドモードは、以下の2つが用意されています。
コマンドを実行すると、インベントリ情報の収集を行い、カレントディレクトリにインベントリ情報ファイル(“ユーザーID+PC名”)を作成します。作成されたファイルをCSまたはDSの指定ディレクトリに格納することにより、インベントリ情報を取り込むことができます。
インベントリ情報の収集を行い、インベントリ情報ファイル(“ユーザーID+PC名”)をメールで、CSまたはDSに送信します。
収集項目
収集方法により収集可能な情報が異なります。収集可能な情報を以下に示します。
収集情報 | 収集方法 | |
---|---|---|
エージェントモード | コマンドモード | |
基本情報(OS情報、ハードウェア情報) | ○ | ○ |
ソフトウェア情報 | ○ | ○ |
ウイルス対策ソフトウェア | ○ | ○ |
製品情報 | ○ | ○ |
ユーザー情報 | ○ | ○ |
EXE情報 | ○ | ○ |
レジストリ情報 | ○ | ○ |
未適用パッチ情報 | ○ | ○ |
セキュリティ情報: | ○ | ○ |
セキュリティ情報: | ○ | × |
省電力監査情報: | ○ | ○ |
省電力監査情報: | ○ | × |
ソフトウェア稼働状況 | ○ | × |
ファイル収集 | ○ | × |
簡易操作ログ収集 | ○ | × |
○:収集可能 ×:収集不可