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Systemwalker Desktop Keeper リファレンスマニュアル
FUJITSU Software

1.38 SDSVImportCert.EXE (証明書の登録)

機能説明

証明書をスマートデバイス中継サーバに登録するコマンドです。

記述形式

認証局証明書および中間認証局証明書の登録

SDSVImportCert.exe -file 認証局証明書(中間認証局証明書)のファイル名 [-alias 任意の一意名]

サーバ証明書の登録

SDSVImportCert.exe -file サーバ証明書のファイル名

Systemwalkerのサーバ証明書を使用する

SDSVImportCert.exe -CACERT

オプション

-file

認証局証明書および中間認証局証明書のファイル名を指定します。

-alias

証明書の一意名を指定します。(半角英数字)
(名前の付け方については、以下参考を参照してください。)

-CACERT

Systemwalkerのサーバ証明書を使用する場合に指定します。

復帰値

0:

正常終了

0以外:

異常終了

コマンド格納場所

<スマートデバイス中継サーバインストールフォルダ>\bin

実行に必要な権限/実行環境

使用例

例 c:\temp\に証明書がある場合
認証局証明書および中間認証局証明書の登録

SDSVImportCert.exe -file c:\temp\ca.cer -alias DTKCA

サーバ証明書の登録

SDSVImportCert.exe -file c:\temp\dtk.cer

Systemwalkerの認証局証明書を登録

SDSVImportCert.exe -CACERT

実行結果/出力形式

success

参考

-aliasオプションで設定する名前について
認証局証明書および中間認証局証明書の登録時に必要な名前です。複数の証明書を登録するときは名前を変えてください。すでに使った名前を続けて使うことはできません。同じ名前で登録するとエラーとなります。「証明書はインポートされませんでした。別名 <DTKCA> はすでに存在します。」
【例】
認証局証明書と中間認証局証明書を登録
認証局証明書 :DTKCA01
中間認証局証明書:DTKCA02

注意

  • すでに登録されている証明書を更新した場合は、スマートデバイス中継サーバサービスを再起動してください。

  • Systemwalker Desktop Patrol V15.0.0のSSと共存する場合、Systemwalker Desktop Keeper V15.0.0で証明書の登録を行ったあとに、Systemwalker Desktop Patrol V15.0.0で証明書の登録を実施すると、iOS端末とスマートデバイス中継サーバ間はSystemwalker Desktop Patrol V15.0.0で登録した証明書でHTTPS通信を行います。

  • 本コマンドを実行する前に、サービス(SWDTiSDSVWebService)を停止してください。