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Systemwalker Desktop Keeper リファレンスマニュアル
FUJITSU Software

1.31 SDSVSetMS.EXE(スマートデバイス中継サーバの設定変更)

機能説明

スマートデバイス中継サーバの設定を変更するコマンドです。

記述形式

SDSVSetMS.exe [-h host] [-p port] [-iOSmgr.h host] [-iOSmgr.p port] [-Android.http.p port] [-Android.https.p port] [-iOS.profile.p port] [-iOS.https.p port] [-iOS.connect.h host] [-iOS.connect.p port] [-iOS.connect.profile.p port] [-Android.enabled {true|false}] [-iOS.enabled {true|false}]

オプション

なし

オプションを何も指定せずに実行した場合、現在の設定情報を表示します。

-h

統合管理サーバ/管理サーバのIPアドレスまたはホスト名を以下の形式で指定します。

  • IPv6アドレス

  • IPv4アドレス

  • サーバ名

  • ホスト名

-p

統合管理サーバ/管理サーバとの通信に使用するポート番号を1~65535の間で、他のシステムと競合しない値を設定します。
デフォルトのポート番号は、42050です。

-iOSmgr.h

iOS管理データベースのIPアドレスまたはホスト名を255文字以内の半角英数字、「-」および「.」で指定します。
デフォルトは“localhost”が設定されています。スマートデバイス中継サーバと統合管理サーバ/管理サーバが同居している場合、設定する必要はありません。

-iOSmgr.p

iOS管理データベースとの通信に使用するポート番号を1~65535の間で、他のシステムと競合しない値を設定します。
デフォルトのポート番号は、55432です。

-Android.http.p

Android端末との通信(HTTP)に使用するポート番号を1~65535の間で、他のシステムと競合しない値を設定します。
デフォルトのポート番号は、48080です。

-Android.https.p

Android端末との通信(HTTPS)に使用するポート番号を1~65535の間で、他のシステムと競合しない値を設定します。
デフォルトのポート番号は、48181です。

-iOS.profile.p

iOS端末またはリバースプロキシサーバと、スマートデバイス中継サーバとの通信(HTTPS)に使用するポート番号を1~65535の間で、他のシステムと競合しない値を指定します。
本ポートは、スマートデバイス(エージェント)(iOS)の導入に使用します。
デフォルトのポート番号は、50080です。

-iOS.https.p

iOS端末またはリバースプロキシサーバと、スマートデバイス中継サーバとの通信(HTTPS)に使用するポート番号を1~65535の間で、他のシステムと競合しない値を指定します。

デフォルトのポート番号は、50081です。

-iOS.connect.h

iOS端末から接続するスマートデバイス中継サーバまたはリバースプロキシのIPアドレスまたはホスト名を255文字以内の半角英数字、「-」および「.」で指定します。
iOS端末を管理する場合は必ず指定してください。

-iOS.connect.p

iOS端末から接続するスマートデバイス中継サーバのポート番号またはリバースプロキシのポート番号を1~65535の間で指定します。
iOS端末とスマートデバイス中継サーバ間にリバースプロキシサーバが配置されている場合には、リバースプロキシサーバのポート番号を確認し指定してください。
リバースプロキシサーバが配置されていない場合には、-iOS.https.pに設定している値を指定してください。
デフォルトのポート番号は、50081です。

-iOS.connect.profile.p

iOS端末から接続するスマートデバイス中継サーバのポート番号またはリバースプロキシのポート番号を1~65535の間で指定します。
本ポートは、スマートデバイス(エージェント)(iOS)の導入に使用します。
iOS端末とスマートデバイス中継サーバ間にリバースプロキシサーバが配置されている場合には、リバースプロキシサーバのポート番号を確認し指定してください。
リバースプロキシサーバが配置されていない場合には、-iOS.profile.pに設定している値を指定してください。
デフォルトのポート番号は、50080です。

-Android.enabled

Android端末管理の有効/無効を指定します。

  • 有効にする場合:true

  • 無効にする場合:false

-iOS.enabled

iOS端末管理の有効/無効を指定します。

  • 有効にする場合:true

  • 無効にする場合:false

復帰値

0:

正常終了

1:

実行時エラー

10:

オプションエラー

99:

内部エラー

コマンド格納場所

<スマートデバイス中継サーバインストールフォルダ>\bin

実行に必要な権限/実行環境

注意

本コマンド実行前には、必ずSDSVService.batコマンドを実行してスマートデバイス中継サーバのサービスを停止してください。
インストール時には、停止していますので、サービスの停止は不要です。インストール後に変更したい場合は、サービスを停止してから実行をしてください。

使用例

統合管理サーバ/管理サーバのIPアドレスとポート番号をスマートデバイス中継サーバに設定します。

例1 IPv4の場合

統合管理サーバ/管理サーバのIPアドレス:111.222.333.444
ポート番号:42050(デフォルト)

SDSVSetMS.exe -h 111.222.333.444

例2 IPv6の場合

統合管理サーバ/管理サーバのIPアドレス:2001:0db8:0000:0000:0000:0000:0000:9abc
ポート番号:42000

SDSVSetMS.exe -h 2001:0db8:0000:0000:0000:0000:0000:9abc -p 42000

実行結果/出力形式

success.