FUJITSU Software Linkexpress メッセージ集
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エラー分類:50、エラーコード:80
[意味]
相手システムへのコネクション接続に失敗しました。
[対処]
以下の事項を確認してください。
- 相手システム(サーバ)の起動状態、相手システムのファイル転送製品の起動状態、および相手システムのエラーメッセージを確認してください。
- TCP/IPで接続している場合、hostsファイルに指定した該当する相手システム名のIPアドレスに誤りがある可能性があります。hostsファイルに指定したIPアドレスを確認してください。
- TCP/IPで接続している場合、ポート番号の情報が誤っている可能性があります。
node定義命令、またはpath定義命令のportオペランドに設定しているポート番号と、相手システムの待ち受けポート番号が一致しているかを確認してください。相手システムのポート番号は、相手システムのservicesファイルの設定値を確認します。相手システムがLinkexpressサーバの場合、servicesファイルに設定する値はファイル転送プロトコルごとに以下のとおりとなります。
− TCP/IP(FTP系):lnkexpf指定値
− TCP/IP(HTTP):lnkexph指定値
− TCP/IP(HTTPS):lnkexphs指定値
なお、相手システムとの接続定義例については、「導入ガイド」の「付録A 接続定義サンプル」を参照してください。
- TCP/IPで接続している場合、業務番号が相手システムと同一でない可能性があります。
path定義命令のreq_pathオペランドに設定している業務番号を確認してください。
なお、相手システムとの接続定義例については、「導入ガイド」の「付録A 接続定義サンプル」を参照してください。
- UNIXサーバでFNA(HICS)使用時は、下位製品が未起動の可能性があります。下位製品が起動されているか確認してください。
- 相手システムで利用者の認証が拒否された可能性があります。
利用者名、パスワードおよびグループ名に誤りがないか確認してください。
- 業務定義を使用している場合は業務定義命令またはイベント定義命令の相手側利用者名、相手側パスワード、相手側グループ名に誤りがないか確認してください。
- 相手システムと通信プロトコルが異なっている可能性があります。
path定義命令のprotocolオペランドに設定しているプロトコル種別を確認してください。
- 相手システムまたは下位製品で多重度オーバが発生している可能性があります。
イベントログにメッセージが出力されていないか確認してください。
- TCP/IPの接続で応答側システムがPCサーバの場合、WinSockが同時に処理できる数を超えるコネクション接続要求が応答側システムで発生した可能性があります。
起動側システムに業務定義のイベントリトライや利用者プログラムから関数を再発行するなどのリトライ処理を組み込んでください。
- ネットワーク定義簡易化機能を使用している場合、指定されたIPアドレスに誤りがある可能性があります。指定したIPアドレスを確認してください。
- 通信経路上のファイアウォールにより接続が拒否されている可能性があります。「導入ガイド」の「付録B ファイアウォール環境への導入時の注意事項」を参照してください。
- 相手システムがWindowsの場合、Windowsファイアウォールなどのセキュリティ設定により接続が拒否されている可能性があります。「導入ガイド」の「9.2.7 Windowsでのセキュリティ注意事項」を参照してください。
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