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Interstage Big DataComplex Event Processing Server V1.1.0 開発リファレンス
FUJITSU Software

2.6.1 結合関係式

入力イベント(左辺)とマスタファイル(右辺)の連結条件を指定します。

型ごとの結合関係式の定義を以下の図に示します。

文字列型

数値型

ポイント

結合関係式の左辺と右辺は、同じ型になるように指定してください。

注意

  • 結合関係式の左辺に指定した項目参照、および、関数の結果が「空」の場合には、右辺に指定した項目参照、および、関数の結果が「空」となっていても、結合関係式は真となりません。

  • 結合の対象は入力イベント内の項目のみです(入力イベントの項目をキーとしてマスタデータを結合します)。そのため、1つのif-then文では連結したマスタデータと別のマスタデータを結合することはできません。
    マスタ項目をキーとして別のマスタデータを結合したい場合は、以下のように次のif-then文に連結式を記述するか、もしくは連結済みのマスタデータを準備して結合させるようにしてください。

    2つのマスタデータを結合する場合は、次のように2つのif-then文を用いて記述できます。

    join("MASTER01", $ID == $MemberID) output();
    join("MASTER02", $MASTER01.GroupID == $GroupID) output();

参照

比較演算子の意味については、「2.4.7 比較演算子」を参照してください。