BDCEPのイベント処理には、大きく分けて以下の2種類があります。
入力イベントをロギング機能により、外部のHadoopシステム内に記録します。
入力イベントに対して一連のルールを適用し、その処理結果をロギング、外部のWebサービスに送信、またはユーザー開発Javaクラスで処理します。ルール適用では外部データ(分散キャッシュ、RDB)の参照なども行います。
これらの一連の動作は、以下の定義情報を配備することで実現します。定義情報の詳細については後述します。
イベントタイプ定義(必須)
ルール定義(必要に応じて)
マスタ定義(必要に応じて)
RDB参照定義(必要に応じて)
SOAPリスナ定義 (必要に応じて)
また、BDCEPによるイベントの処理結果を活用するには、これらの定義情報の他に、記録されたイベント/処理結果を分析するためのアプリケーションや、イベントの処理結果を受信して動作するWebサービスなどが必要になります。