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HOST PRINT V7.2L11 ユーザーズガイド
FUJITSU Software

10.1.5 TCP/IPで帳票を受信する場合の印刷資源の準備

帳票をメインフレームからTCP/IPで受信する場合、FCB、オーバレイなどの印刷資源を格納するため、事前にCharset Managerの印刷資源フォルダ配下に以下のとおり必要な印刷資源を格納します。

オーバレイ

KOL1の格納場所:印刷資源フォルダ\KOL1

KOL5の格納場所:印刷資源フォルダ\KOL5

FCB/LPCI

格納場所:印刷資源フォルダ\FCB

外字

格納場所:印刷資源フォルダ\PATTERN

VSP固有資源

XTBの格納場所:印刷資源フォルダ\xtb1

LCMの格納場所:印刷資源フォルダ\lcm1

GRPHの格納場所:印刷資源フォルダ\grph


注意

  • FCB/LPCIをメインフレームから転送する場合、テキストファイルとして転送してください。格納するFCB/LPCIはテキスト形式である必要があります。

  • 帳票配信サービスの配信環境定義で以下の振り分け先を指定した場合、VSP固有資源をCharset Managerの印刷資源フォルダ配下に格納しないと、帳票に指定されたオーバレイ、FCB/LPCIが有効になりません。

    • 帳票管理サービスのあて先

    • 固定文字列“!PDF”

  • 帳票管理サービスへ出力する場合、VSP固有資源は必須です。


ポイント

メインフレームの帳票に含まれる文字はJEFコードです。サーバでは、帳票の中に含まれる文字をシフトJIS、またはUnicodeに変換します。このため、Charset ManagerでJEFコードとシフトJIS、またはUnicodeが対応定義されているコード変換テーブルを作成します。

  • APS/NPまたはSystemWalker/PrintASSORTの連携情報で、外字または旧字体を使用する場合

    シフトJISに変換しますので、JEFコードとシフトJISのコード変換テーブルを作成します。

  • List Creatorと連携してPDF変換する場合

    Unicodeに変換しますので、JEFコードとUnicodeのコード変換テーブルを作成します。

  • CSV Creatorと連携してCSVを作成する場合

    Unicodeに変換しますので、JEFコードとUnicodeのコード変換テーブルを作成します。