PRTFILEコマンドやJCLを使用して帳票を出力するときに、“3.2 メインフレーム(FNA)の環境構築”で作成したライタを指定します。
参考
PCプリントサービスで運用する場合の、スプール制御について説明します。
メインフレームのAPSまたはPRIMERGY6000シリーズから印刷する場合は、ブラケットによってスプールを管理します。その他のライタから印刷を行う場合は、タイマーを設定してスプールを管理します。
ブラケット(APS)設定時のスプール制御方法を示します。
メインフレーム | データの流れ | サーバ(HOST PRINT) |
---|---|---|
FNAコマンド(BBつき) 印刷データ FNAコマンド(EBつき) | → → → | Windowsシステムの印刷ジョブのOPEN Windowsシステムの印刷ジョブへのWRITE Windowsシステムの印刷ジョブのCLOSE |
タイマー設定時のスプール制御方法を示します。
メインフレーム | データの流れ | サーバ(HOST PRINT) |
---|---|---|
FNAコマンド 印刷データ | → → | Windowsシステムの印刷ジョブのOPEN Windowsシステムの印刷ジョブへのWRITE タイマーで設定した時間が経過すると、Windowsシステムの印刷ジョブのCLOSEを行う |
タイマーは、HOST PRINTコンソールから、JOB情報の[出力]タブ-「スプールタイマ値」で設定します。
POC情報が変更になった場合のスプール制御方法を示します。
*1のPOC情報の「給紙口」、「用紙サイズ」、「印刷モード」、「縮小率」、「片面/両面」のいずれかが、*2のPOC情報で変更されていたときにスプール制御されます。
メインフレーム | データの流れ | サーバ(HOST PRINT) |
---|---|---|
FNAコマンド(BB付き) 印刷データ(POC)*1
印刷データ(帳票)
印刷データ(POC)*2 | → → →
→ | Windowsシステムの印刷ジョブのOPEN Windowsシステムの印刷ジョブへのWRITE
Windowsシステムの印刷ジョブへのWRITE
Windowsシステムの印刷ジョブのCLOSE |