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HOST PRINT V7.2L11 ユーザーズガイド
FUJITSU Software

9.3.2 帳票の出力

PRTFILEコマンドやJCLを使用して帳票を出力するときに、“3.2 メインフレーム(FNA)の環境構築”で作成したライタを指定します。


参考

スプール制御

PCプリントサービスで運用する場合の、スプール制御について説明します。

メインフレームのAPSまたはPRIMERGY6000シリーズから印刷する場合は、ブラケットによってスプールを管理します。その他のライタから印刷を行う場合は、タイマーを設定してスプールを管理します。

(1) ブラケット(APS)

ブラケット(APS)設定時のスプール制御方法を示します。

メインフレーム

データの流れ

サーバ(HOST PRINT)

FNAコマンド(BBつき)

印刷データ

FNAコマンド(EBつき)


Windowsシステムの印刷ジョブのOPEN

Windowsシステムの印刷ジョブへのWRITE

Windowsシステムの印刷ジョブのCLOSE
印刷開始

(2) タイマー

タイマー設定時のスプール制御方法を示します。

メインフレーム

データの流れ

サーバ(HOST PRINT)

FNAコマンド

印刷データ


Windowsシステムの印刷ジョブのOPEN

Windowsシステムの印刷ジョブへのWRITE

タイマーで設定した時間が経過すると、Windowsシステムの印刷ジョブのCLOSEを行う
印刷開始

タイマーは、HOST PRINTコンソールから、JOB情報の[出力]タブ-「スプールタイマ値」で設定します。

(3) POC情報

POC情報が変更になった場合のスプール制御方法を示します。

*1のPOC情報の「給紙口」、「用紙サイズ」、「印刷モード」、「縮小率」、「片面/両面」のいずれかが、*2のPOC情報で変更されていたときにスプール制御されます。

メインフレーム

データの流れ

サーバ(HOST PRINT)

FNAコマンド(BB付き)

印刷データ(POC)*1

  

印刷データ(帳票)

    

印刷データ(POC)*2



  

Windowsシステムの印刷ジョブのOPEN

Windowsシステムの印刷ジョブへのWRITE

  

Windowsシステムの印刷ジョブへのWRITE

  

Windowsシステムの印刷ジョブのCLOSE
印刷開始