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HOST PRINT V7.2L11 ユーザーズガイド
FUJITSU Software

1.4.3 VSPプリンタへの印刷(VSP印刷)

帳票管理サービスは、独自のスプールを経由して、サーバにローカルプリンタとして設定したVSPプリンタ (連続紙レーザVSP、カット紙レーザVSP、インパクトVSP)に帳票を印刷します。VSPプリンタへの印刷は、VSPプリンタの仕様による印刷(VSP印刷)を行い、VSPシリーズプリンタに添付されているPrintWalker/PMとの連携により、OPR、F6687装置と完全に互換性があります。

独自のスプールに帳票を保存しているため、利用者が、必要なときに必要な帳票だけを印刷できます。また、印刷完了後も、一定期間帳票を保存できます。

サポートしているプリンタについては、“2.2 サポートプリンタ/FAX装置”を参照してください。

なお、カット紙レーザVSPを使用する場合、あて先とプリンタのマルチビンスタッカを対応付けることができます。


印刷する帳票の種類、およびプリンタの種類(LBP、NPR)に応じて、以下の印刷モードがあります。

印刷モードによって、印刷仕様が異なります。

帳票ビューアへの帳票の表示は、それぞれの印刷モードの印刷仕様に従います。


LBPサポート(F6671モード) [帳票管理(F6671モード)]

LBPサポート(F6671モード)は、F6671/F6677/F6672端末相当の印刷機能をサポートして、VSPプリンタに印刷、および帳票ビューアで表示する印刷モードです。

F6671/F6677端末は、メインフレームに接続されるLBP専用のプリンタ端末名であり、VSPプリンタと同等の印刷機能を提供しています。F6671プリンタは、F6677プリンタの上位互換機能を提供しています。F6672は、連続紙レーザVSPの端末名です。

帳票ビューアでの帳票の表示は、印刷時の仕様に従います。レーザVSPの表示に加え、KOL1形式のオーバレイ、文字配列テーブル、グラフやイメージの表示などをサポートしています。

LBPサポート(F6671モード)でのVSP印刷の印刷仕様については、“A.1.2 メインフレームの印刷制御情報に対するLBPサポートの印刷仕様”および“A.1.3 LBPサポート(F6671モード)の印刷仕様”を参照してください。

インパクトVSP [帳票管理(インパクトVSP)]

F6687用の印刷データを、インパクトVSPにVSP印刷する印刷モードです。

帳票ビューアでの帳票の表示は、NPREMUと同等の印刷仕様で行われます。

インパクトVSPでのVSP印刷の印刷仕様については、“A.1.1 NPREMUの印刷仕様”を参照してください。

レーザVSP [帳票管理(レーザVSP)]

F6671/F6672/F6677用の印刷データを、レーザVSPにVSP印刷する印刷モードです。

V6.0以前のバージョンとの互換のための印刷モードです。レーザVSPに印刷する場合は、帳票管理 LBPサポート(F6671モード)を選択してください。

帳票ビューアでの帳票の表示は、LBPサポートの機能範囲で行われます。KOL1形式のオーバレイ、グラフイメージ等は表示できません。

レーザVSPでのVSP印刷の印刷時の印刷仕様については、“A.1.3 LBPサポート(F6671モード)の印刷仕様”を参照してください。
帳票ビューアでの表示時の仕様については、“A.1.2 メインフレームの印刷制御情報に対するLBPサポートの印刷仕様”を参照してください。