記述形式
mjptree [-sys サブシステム番号] job |
“[-sys サブシステム番号]”はSystemwalker Operation Manager EEのオプションです。
機能説明
mjptreeは、ジョブ配下で動作しているプロセスを表示するコマンドです。
表示の対象となるジョブは、コマンド実行者の権限によって以下のように異なります。
システム管理者以外の場合
本コマンド実行者が投入したジョブを表示することができます。
システム管理者の場合
すべてのジョブを表示することができます。
オプション
-sys サブシステム番号
複数サブシステム運用をしているシステムで、操作対象のサブシステムを指定するためのオプションです。操作対象とするサブシステム番号を、0から9の範囲で指定します。このオプションを省略した場合、サブシステム番号0が操作対象となります。
オペランド
job
プロセス一覧を表示するジョブを指定します。
ジョブは以下の形式で指定します。なお、各指定項目についての説明および注意事項については、“7.6 qjalter ジョブの属性変更コマンド”を参照してください。
job-name(jobno.hostname) |
復帰値
復帰値 | 意 味 |
---|---|
0 | コマンド処理が正常に終了しました。 |
0以外 | コマンド処理が正常に終了しませんでした。エラーメッセージが出力されます。 |
コマンド格納場所
Windows | Systemwalker Operation Managerインストールディレクトリ\MpWalker.JM\bin |
表示例
job1のプロセス情報を表示する例を、以下に示します。
C:\> mjptree job1 |
表示項目を以下に示します。
(1) プロセス番号
(2) 起動されたモジュールのファイル名
注意事項
トレースモードで起動したジョブに対してのみ使用できます。
実行中のプロセスのみ表示することができます。
実行中以外のジョブ(実行待ち、実行保留、出力保留のジョブ)に対して実行するとエラーとなります。
ネットワークジョブに対して実行する場合は、実行サーバ上で本コマンドを実行してください。投入サーバ上で実行するとエラーとなります。