記述形式
【Windows版】
mpowebconfig.bat -o filename|-i filename |
【UNIX版】
mpowebconfig -o filename|-i filename |
機能説明
本コマンドは、コマンドを実行したシステムのWebサーバで使用するポート番号の情報を更新します。
オプション
-o filename
Webサーバに現在設定されているポート番号の定義をXML形式のWebサーバポート定義ファイルに出力します。filename には出力するファイル名をフルパスで指定します。
-i filename
XML形式のWebサーバポート定義ファイルに記載されたポート番号の定義情報をWebサーバに反映させます。filenameにはファイル名をフルパスで指定します。
復帰値
復帰値 | 意 味 |
---|---|
0 | 正常終了 |
1以上 | 異常終了 |
参照
Webサーバポート定義ファイル
Webサーバサポート定義ファイルについては、“19.5 Webサーバポートの定義ファイル”を参照してください。
コマンド格納場所
Windows | Systemwalker Operation Managerインストールディレクトリ\mpwalker.jm\mpjmweb\bin |
Solaris | /opt/FJSVjmweb/bin |
実行に必要な権限
システム管理者(Administratorsグループに属するユーザ/スーパーユーザ)権限が必要です。
注意事項
Webサーバがセットアップされている状態で、-iオプションによりポート番号の更新を実行する場合は、事前にpoperationmgrコマンドでSystemwalker Operation Managerを停止してください。ポート番号の更新を有効にするには、soperationmgrコマンドでSystemwalker Operation Managerを起動してください。
-iオプションによるポート番号の更新時にWebサーバがセットアップされていない場合は、本コマンドの実行後に“mpowebsetup”(Webサーバセットアップコマンド)を実行して、Webサーバのセットアップを行ってください。
使用例
Webサーバに設定されている現在のポート番号の定義を、XML形式のWebサーバポート定義ファイルに出力します。
【Windows版】
mpowebconfig.bat -o C:\tmp\port.xml |
【UNIX版】
mpowebconfig -o /tmp/port.xml |
XML形式のWebサーバポート定義ファイルに記載されたポート番号の定義情報をWebサーバに反映させます。
【Windows版】
mpowebconfig.bat -i C:\tmp\port.xml |
【UNIX版】
mpowebconfig -i /tmp/port.xml |
実行結果/出力形式
正常終了時は、標準出力に以下のメッセージが出力されます。
mpowebconfigコマンドは正常に終了しました。 |
異常終了時は、標準エラー出力に以下のメッセージが出力されます。
[実行結果1]
入力ファイル(%1)のオープンに失敗しました。 |
%1:入力されたファイルのパス
[実行結果2]
入力ファイル(%1)の形式が不正です。 |
%1:入力されたファイルのパス
[実行結果3]
入力ファイル(%1)の中で値(%2)が重複しています。 |
%1:入力されたファイルのパス %2: 重複しているポート番号の値
[実行結果4]
出力ファイル(%1)のオープンに失敗しました。 |
%1:ファイルの出力先として指定されたファイルパス