ここでは、PRIMEQUEST1000シリーズで仮想マシン機能を使用している環境の場合、管理OSの設定を変更した際のシャットダウン機構(SF)の設定変更方法について説明します。
仮想マシン機能を使用している環境で、PRIMECLUSTERシステムを導入した後に、管理OSからゲストOSを制御するためのユーザのパスワードを変更した際の設定変更方法について説明します。
◆操作手順
すべてのゲストOS(ノード)で以下のコマンドを実行し、シャットダウン機構(SF)の運用を停止します。
# sdtool -e
パスワードを暗号化します。
# /opt/SMAW/SMAWsf/bin/sfcipher -c Enter Password: Re-Enter Password: Xh+kSlJ8nlQ=
暗号化したパスワードをシャットダウンエージェントの構成定義ファイルに記述します。
参照
構成定義ファイルの記述については“5.1.2.4.3 vmSP(VM用クラスタ連携ツール)”を参照してください。
全ノードで以下のコマンドを実行し、シャットダウン機構(SF)を起動します。
# sdtool -b
仮想マシン機能を使用している環境で、PRIMECLUSTERシステムを導入した後に、仮想マシンの管理OSで、MMBに接続された管理LANのIPアドレスを変更した際の設定変更方法について説明します。
◆操作手順
全ノードで以下のコマンドを実行し、シャットダウン機構(SF)の運用を停止します。
# sdtool -e
変更したIPアドレスをシャットダウンエージェントの構成定義ファイルに記述します。
参照
構成定義ファイルの記述については“5.1.2.4.3 vmSP(VM用クラスタ連携ツール)”を参照してください。
全ノードで以下のコマンドを実行し、シャットダウン機構(SF)を起動します。
# sdtool -b