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FNA Server V7.2 使用手引書L20
FUJITSU Software

8.4 端

FNA Serverは、端末に対して定期的に監視データを送信することにより、FNA Server-端末間の回線や端末の異常を検出することができます。ここでは、FNA Serverにおける端末監視の方法、および端末が異常とみなされる条件について説明します。なお、端末監視の設定については、「第4章 通信情報の設定」を参照してください。

▲ 注 意

端末監視を行う設定にした場合、FNA Server-端末間において、定期的にパケットが送信されます。FNA Server-端末間においてWANを経由する構成の場合、WANの課金に注意してください。

参 考

NMCLAN接続

FNA Serverと特定の端末との間において、通信情報の「端末監視時間」で設定された時間、データの送受信が行われなかった場合、FNA Serverは、その端末に対して監視データを送信します。DFCプロトコルレベルで監視データの送信に失敗した場合、FNA Serverは、端末に異常が発生したとみなし、端末を強制的に切断します。

TCP/IP接続

FNA Serverと特定の端末との間において、通信情報の「端末監視時間」で設定された時間、データの送受信が行われなかった場合、FNA Serverは、その端末に対して監視データを送信します。TCPプロトコルレベルで監視データの送信に失敗した場合、FNA Serverは、端末に異常が発生したとみなし、端末を強制的に切断します。

FNAonTCP/IP接続

FNA Serverと特定の端末との間において、通信情報の「監視要求送信時間」で設定された時間、データの送受信が行われなかった場合、FNA Serverは、その端末に対して監視要求データを送信します。TCPプロトコルレベルで監視要求データの送信に失敗した場合、または通信情報の「監視応答待ち時間」以内に端末からの応答がなかった場合、FNA Serverは、端末に異常が発生したとみなし、端末を強制的に切断します。

▲ 注 意

TN接続

FNA Serverと特定のデバイスとの間において、通信情報の「端末監視時間」で設定された時間、データの送受信が行われなかった場合、FNA Serverは、そのデバイスに対して監視データを送信します。TCPプロトコルレベルで監視データの送信に失敗した場合、FNA Serverは、デバイスに異常が発生したとみなし、デバイスを強制的に切断します。

参 考