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Systemwalker Service Quality Coordinator 使用手引書
Systemwalker

2.2.1 前提条件

必須ソフトウェア

監視サーバと被監視サーバ間の通信のために必要となるソフトウェアについて説明します。

仮想化ソフトウェア

通信方式

監視サーバ
必要なソフトウェア

被監視サーバ
(インストールレス型Agent)
必要なソフトウェア

Hyper-V

telnet

telnetサーバ

VMware ESX

VMware ESXi

VMware vCenter

https

VMware ESX

Linux仮想マシン機能(KVM)

Linux仮想マシン機能(Xen)

Solarisコンテナ

ssh

sshサーバ(※)

※) SSHで通信する場合、以下のソフトウェアが必要です。

ポイント

被監視サーバの性能情報を収集するための条件については、導入手引書「インストール条件と資源見積もり」の「インストールレス型Agent」を参照してください。必要なパッケージなどについて説明しています。


収集できる条件

注意

  • VMware ESX(ssh接続)の場合は、収集できない項目があるため、以下のカテゴリーのレポートは使用できません。

    • VMware 仮想マシン再配置

    • VMware 割り当てリソース最適化

    • VMware チューニングガイダンス

  • VMware ESX 3.5の場合は、収集できない項目があるため、以下のレポートは使用できません。

    • VMware チューニングガイダンス


資源見積もり

接続セッション数

被監視サーバの性能情報を収集するために、被監視サーバ側で必要なtelnet/sshの接続セッション数を以下に説明します。

被監視サーバのプラットフォーム
(インストールレス型Agent)

telnetまたはsshの
接続セッション数

VMware ESX(https接続の場合)
VMware ESXi
VMware vCenter

VMware ESX(ssh接続の場合)

1

Hyper-V

5

Linux仮想マシン機能(KVM)

10

Linux仮想マシン機能(Xen)

10

Solarisコンテナ

12


注意

  • 接続セッションの合計数が多い場合、監視サーバのSystemwalker SQC DCMサービス/dcmdプロセスの起動および停止に時間がかかる場合があります。

  • ネットワークの状態が良くない環境(断続的に接続が切断されるなど)や被監視サーバがビジー状態にある場合は、telnetもしくはsshによる通信が正常に行われない可能性があります。常に正常な通信が行える環境で監視を行ってください。

  • Hyper-V(Windows)のtelnetの場合、デフォルトで同時に接続できるセッションの最大数は「2」です。そのため、「2.2.2 被監視サーバの設定」の手順に従って、同時に接続できるセッションの最大数を変更してください。
    VMware ESX/Linux仮想マシン機能(KVM)/Linux仮想マシン機能(Xen)/Solarisコンテナ(UNIX)のsshの場合、デフォルトで同時に接続できるセッションの最大数の制限はありません。

空きディスク容量

被監視サーバの性能情報を収集するために、被監視サーバ側で必要な空きディスク容量を以下に説明します。

  • 被監視サーバに必要な空きディスク容量 : 1MB