監視サーバ(Manager/Proxy Manger)のハードウェアおよび動作OSについては、導入手引書「インストール条件と資源見積もり」を参照してください。
■必須ソフトウェア
監視サーバと被監視サーバ間の通信のために必要となるソフトウェアについて説明します。
通信方式 | 監視サーバで必要なソフトウェア | 被監視サーバ(インストールレス型Agent)で必要なソフトウェア |
---|---|---|
telnet (被監視サーバがWindows、UNIXの場合に選択可能) | ― | telnetサーバ |
ssh (被監視サーバがUNIXの場合に選択可能) | ― | sshサーバ(※) |
※) SSHで通信する場合、以下のソフトウェアが必要です。セキュリティを考慮した場合、SSHでの運用
を推奨します。
SSH V2.0以降
Solaris 9、Solaris 10、Solaris 11、Red Hat Enterprise Linux 5、Red Hat Enterprise Linux 6の場合は、OSの標準機能としてインストールされています。
ポイント
被監視サーバの性能情報を収集するための条件については、導入手引書「インストール条件と資源見積もり」の「インストールレス型Agent」を参照してください。必要なパッケージなどについて説明しています。
■資源見積もり
被監視サーバの性能情報を収集するために、被監視サーバ側で必要なtelnet/sshの接続セッション数を以下に説明します。
被監視サーバのプラットフォーム | telnetまたはsshの |
---|---|
Windows | 4 |
Solaris | 11 |
Linux | 9 |
AIX | 8 |
HP-UX | 7 |
注意
接続セッションの合計数が多い場合、監視サーバのSystemwalker SQC DCMサービス/dcmdプロセスの起動および停止に時間がかかる場合があります。
ネットワークの状態が良くない環境(断続的に接続が切断されるなど)や被監視サーバがビジー状態にある場合は、telnetもしくはsshによる通信が正常に行われない可能性があります。常に正常な通信が行える環境で監視を行ってください。
Windowsのtelnetの場合、デフォルトで同時に接続できるセッションの最大数は「2」です。そのため、「2.1.2 被監視サーバの設定」の手順に従って、同時に接続できるセッションの最大数を変更してください。
UNIXのtelnetおよびsshの場合、デフォルトで同時に接続できるセッションの最大数の制限はありません。
被監視サーバの性能情報を収集するために、被監視サーバ側で必要な空きディスク容量を以下に説明します。
被監視サーバに必要な空きディスク容量: 1MB