DNS運用していない環境の場合は、業務サーバのhostsファイルに運用管理サーバのホスト名と、NAT環境から見た運用管理サーバのIPアドレスを登録します。
運用管理サーバのhostsファイルには、NATルータの内側にある、業務サーバ、クライアントのホスト名、および運用管理サーバから識別できるIPアドレスを登録します。
DNS運用している環境の場合は、NATルータを越えた場所にあるサーバからNAT環境にある運用管理サーバのホスト名と、NAT環境から見た運用管理サーバのIPアドレスがNATルータを越えた場所にあるDNSサーバに登録します。
また、NAT環境にあるDNSサーバには、NATルータの内側にある、運用管理サーバから識別できるNATルータを超えた業務サーバのホスト名、IPアドレスを登録します。セキュリティの問題を考慮し、必要なものだけをDNSサーバに登録するように注意が必要です。
ポイント
NAT環境では、NATルータを越えた場所にあるサーバは、NATルータによって、変換されたIPアドレスで見えます。
そのため、サーバに実際に設定されたIPアドレスと、NATルータを介して見えるIPアドレスは異なっています。
NAT環境へSystemwalker Centric Managerを導入する場合、ホスト名で実際に見えるIPアドレスを解決する必要があります。