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Systemwalker Centric Manager クラスタ適用ガイド UNIX編
FUJITSU Software

A.1.2 Oracle Solaris Clusterを使用する場合

Oracle Solaris Clusterが出力したメッセージをSystemwalker Centric Managerで監視する方法について説明します。

Oracle Solaris Clusterは、異常検出時または状態遷移時に、syslogへ以下のメッセージが出力されます。メッセージを監視する場合、以下のメッセージに対して、/etc/syslog.confの定義を見直し、フィルタリングを行ってください。フィルタリングの詳細は、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編”を参照してください。

発生時期

カテゴリ

エラー種別

メッセージテキスト

発生元

リソースグループの停止

daemon

notice

resource group リソースグループ名 state on node change to RG_OFFLINE

運用系

リソースの停止

daemon

notice

resource CentricMGR_STORAGE state on node sf6800-1 change to R_STOPPING (注1)

運用系

(注1):ホスト名がsf6800-1のノードでリソースが停止した場合の例です。

クラスタが出力するメッセージを監視する場合の設定手順を以下に説明します。

  1. クラスタの各ノードで、以下のファイルを編集します。

    /etc/syslog.conf

  2. メッセージレベルに、daemon.noticeを追加します。

    *.warning /var/opt/FJSVsagt/fifo/slg

    *.warning;daemon.notice /var/opt/FJSVsagt/fifo/slg

  3. syslogデーモンを再起動します。

    以下のコマンドを実行し、syslogデーモンを停止します。

    sh /etc/rc2.d/S74syslog stop

    以下のコマンドを実行し、syslogデーモンを起動します。

    sh /etc/rc2.d/S74syslog start