Oracle Solaris Clusterが出力したメッセージをSystemwalker Centric Managerで監視する方法について説明します。
Oracle Solaris Clusterは、異常検出時または状態遷移時に、syslogへ以下のメッセージが出力されます。メッセージを監視する場合、以下のメッセージに対して、/etc/syslog.confの定義を見直し、フィルタリングを行ってください。フィルタリングの詳細は、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編”を参照してください。
発生時期 | カテゴリ | エラー種別 | メッセージテキスト | 発生元 |
---|---|---|---|---|
リソースグループの停止 | daemon | notice | resource group リソースグループ名 state on node change to RG_OFFLINE | 運用系 |
リソースの停止 | daemon | notice | resource CentricMGR_STORAGE state on node sf6800-1 change to R_STOPPING (注1) | 運用系 |
(注1):ホスト名がsf6800-1のノードでリソースが停止した場合の例です。
クラスタが出力するメッセージを監視する場合の設定手順を以下に説明します。
クラスタの各ノードで、以下のファイルを編集します。
/etc/syslog.conf |
メッセージレベルに、daemon.noticeを追加します。
*.warning /var/opt/FJSVsagt/fifo/slg |
syslogデーモンを再起動します。
以下のコマンドを実行し、syslogデーモンを停止します。
sh /etc/rc2.d/S74syslog stop |
以下のコマンドを実行し、syslogデーモンを起動します。
sh /etc/rc2.d/S74syslog start |