稼働管理では、アプリケーションを指定して、起動/停止/強制終了することができます。以下の種類のアプリケーションを起動コマンドとして指定した場合は、[稼働監視の設定]で[制御設定]オプションを指定しても、起動/停止の動作を保証することができません。
ユーザ固有の情報にアクセスするアプリケーション
ユーザ環境変数
ネットワークドライブ
ネットワークプリンタ
ショートカット
GUIアプリケーション(画面付きアプリケーション)
対話型の操作を必要とするコマンド
Windows NT(R)のScheduleサービス(ATコマンド)から起動した場合に動作しないアプリケーション
上記のようなアプリケーションを起動するバッチファイル
pauseコマンドを含むバッチファイル
アプリケーションを操作する手順を、以下に示します。
アプリケーションを起動する
アプリケーション管理により検出され、監視対象になっているアプリケーションを起動することができます。[Systemwalkerコンソール[監視]]で、[監視マップ]上のアプリケーションを右クリックし、ポップアップメニューから[起動]を選択すると、アプリケーションが起動されます。
アプリケーションを停止する
アプリケーション管理により検出され、監視対象になっているアプリケーションを停止することができます。
[Systemwalkerコンソール[監視]]で、[監視マップ]上のアプリケーションを右クリックします。
ポップアップメニューから[停止]を選択します。
→アプリケーションが停止します。
→同じアプリケーションが同一コンピュータ上で複数動作している場合には、[プロセス選択]ダイアログボックスが表示されます。
[プロセス選択]ダイアログボックスで停止するプロセスを選択し、[停止]ボタンをクリックします。
→選択したプロセスが停止します。
プロセスの詳細情報として、以下の内容が表示されます。
アプリケーション名
該当するアプリケーションのプロセス情報
プロセスID プロセッサ利用率 開始時間 経過時間 仮想メモリサイズ コマンドの名前 |
停止コマンドを定義していれば、停止コマンドが発行されます。停止コマンドを定義していない場合、停止対象プロセスが強制終了されます。
アプリケーションを強制終了する
アプリケーション管理により検出され、監視対象になっているアプリケーションを強制終了することができます。
[Systemwalkerコンソール[監視]]で、[監視マップ]上の動作アプリケーションを右クリックします。
ポップアップメニューから[強制終了]を選択します。
→アプリケーションが強制終了されます。
→同じアプリケーションが同一コンピュータ上で複数動作している場合には、[プロセス選択]ダイアログボックスが表示されます。
[プロセス選択]ダイアログボックスで強制終了するプロセスを選択し、[停止]ボタンをクリックします。
→選択したプロセスが強制終了します。
プロセスの詳細情報として以下の内容が表示されます。
アプリケーション名
該当するアプリケーションのプロセス情報
プロセスID プロセッサ利用率 開始時間 経過時間 仮想メモリサイズ コマンドの名前 |
停止対象プロセスが強制終了されます。
アプリケーションをすべて停止する
アプリケーション管理により検出され、監視対象になっているアプリケーションを停止することができます。
[Systemwalkerコンソール[監視]]で、[監視マップ]上のアプリケーションを右クリックします。
ポップアップメニューから[全停止]を選択します。
→アプリケーションが停止します。
停止コマンドを定義していれば、停止コマンドが発行されます。停止コマンドを定義していない場合は、停止対象プロセスが強制終了します。
アプリケーションをすべて強制終了する
アプリケーション管理により検出され、監視対象になっているアプリケーションを強制終了することができます。
[Systemwalkerコンソール[監視]]で、[監視マップ]上のアプリケーションを右クリックします。
ポップアップメニューから[全強制終了]を選択します。
→アプリケーションすべてを強制終了します。
注意
アプリケーションの起動/停止に関する注意事項
Windows(R)の場合、アプリケーション管理サービスはシステムアカウント権限で動作します。そのため、アプリケーションの起動コマンド/停止コマンドまたは起動コマンド/停止コマンドが格納されているディレクトリに、システムアカウントがアクセス可能な権限が設定されていない場合はアプリケーションの起動/停止は行われません。