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Symfoware Server V12.0.0 トラブルシューティング集(データベース簡単運用編)
FUJITSU Software

1.9.2 システムドライブとバックアップデータ格納先のディスクの異常

システムドライブとバックアップデータ格納先のディスクに異常が発生した場合の対処方法について説明します。

システムドライブとバックアップデータ格納先ディスクがディスク破壊した

システムドライブとバックアップデータ格納先のディスクがディスク破壊した場合は、ディスクの交換が必要です。ディスクの交換後、Symfoware Serverをインストールしてください。

Symfoware Serverのインストール先は、ディスク交換前と同じにしてください。

Symfoware Serverをインストールするとき、RDBシステムを作成しないように、“RDBシステムを作成する”のチェックを外してください。

以下に、復旧手順を示します。

利用者の作業

技術員(Customer Engineer)

技術員(Systems Engineer)

(1) 異常を検出
(2) 技術員(CE/SE)に連絡





























(13) WebAdminに再ログイン
(14) WebAdminの画面で、ディスクの状態とメッセージを確認
(15) [対処を行う]ボタンをクリック。以降は画面の指示に従い、最後は[実行]ボタンをクリック
(16) WebAdminの画面で、“正常”となっていることを確認
(17) 定期的なバックアップの設定 (注4)



(3) ハードウェア異常の原因調査
(4) 異常原因の修復(システムディスク/バックアップデータ格納先のディスクの交換。ディスクのドライブ名は、元のドライブ名と同じに設定)









(5) OSのインストール
(6) データ格納先\RDBシステム名配下に格納されている“rdbset.log”をテキストエディタなどで開く
(7) rdbset.logファイルに記載されている情報を参考に、Symfoware Serverをインストール。インストール先はディスク交換前と同じ。インストール時には、RDBシステムを作成しないように、“RDBシステムを作成する”のチェックを外す
(8) Symfoware ServerのCD-ROMをセットしたドライブ:\windows\SERVER\NTSV\rdbcreate配下に格納されている“createrdb.bat”を任意の場所にコピー
(9) createrdb.batが“読み取り専用”の場合は、読み取り専用を解除
(10) rdbset.logを参考に、createrdb.batを編集 (注1)
(11) コマンドプロンプトを実行(注2)し、createrdb.batファイルの格納場所へ移動したあと、createrdb.batを実行
(12) 外部ルーチンを使用する場合は、制御ファイル格納先\RDB\ETC\RDBシステム名.envファイルを編集 (注3)

注1) 編集するパラメタは以下のとおりです。すべて設定してください。

パラメタ名

設定内容

RDBNAME

RDBシステム名

RDBDATAPATH

データ格納先

RDBBACKUPPATH

バックアップデータ格納先

RDBPORTNUM

リモートアクセスに使用するポート番号

RDBSVPATH

Symfoware Serverのインストール先

RDBETCPATH

制御ファイル格納先

RDBSETPATH

Symfoware ServerのCD-ROMをセットしたドライブ

注2) Windows Server(R) 2008、Windows Server(R) 2008 R2またはWindows Server(R) 2012の場合はの場合は、管理者権限で実行してください。

注3) 外部ルーチンを使用する場合は、“EXTERNAL_PROCESS_USER”を設定してください。詳細は、“データベース簡単運用ガイド”の“アプリケーションの動作に関する設定”を参照してください。

注4) バックアップの設定をしてください。詳細は、“データベース簡単運用ガイド”の“タスクスケジューラとの連携による定期的なバックアップ”を参照してください。