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Symfoware Server V12.0.0 セットアップガイド
FUJITSU Software

付録J ポート番号に関する注意事項

Symfoware Serverでは、ポート番号についていくつか注意すべき事項があります。

未使用のポート番号

OSや他の製品において、サービスファイルの記述に関係なく、未使用のポート番号を自動採番してポート番号を使用する、または、製品内の環境ファイルで指定したポート番号を使用することがあります。OSや他の製品が使用するポート番号を調査し、それらのポート番号を使用しないようにしてください。

アクセス制限

ファイアウォール製品やルータ機器のパケットフィルタリング機能を利用し、サーバのIPアドレスおよび設定した各ポート番号へのアクセスを制限することにより、不正アクセスを防ぎ、セキュリティを確保してください。

Windowsファイアウォール機能有効時の設定

Windows Server(R) 2003 Service Pack1を適用、Windows Server(R) 2008またはWindows Server(R) 2008 R2において、Windowsファイアウォール機能を有効にする場合、Webサーバのポート番号を有効にしてください。以下に、ポート番号を有効にする操作について示します。

Windows Server(R) 2003の場合
  1. [スタート]メニューの[コントロールパネル]で[Windowsファイアウォール]をクリックします。

  2. [例外]タブの[ポートの追加]ボタンをクリックします。

  3. [ポートの追加]画面で、以下を設定します。

    1. [名前]テキストボックスに任意の名前を指定します。(例:WebAdmin)

    2. [ポート番号]テキストボックスに、Webサーバのポート番号を指定します。

    3. [TCP]ラジオボタンを選択します。

  4. [ポートの追加]画面の[OK]をクリックします。

  5. [例外]タブの[プログラムおよびサービス]リストボックスで、3.の指定が有効になっていることを確認します。

  6. [Windowsファイアウォール]画面の[OK]をクリックします。

Windows Server(R) 2008の場合
  1. [スタート]メニューの[コントロールパネル]をクリックします。

  2. [セキュリティ]をクリックし、[Windowsファイアウォール]をクリックします。

  3. [設定の変更]をクリックします。

  4. [例外]タブの[ポートの追加]ボタンをクリックします。

  5. [ポートの追加]画面で、以下を設定します。

    1. [名前]テキストボックスに任意の名前を指定します。(例:WebAdmin)

    2. [ポート番号]テキストボックスに、Webサーバのポート番号を指定します。

    3. [TCP]ラジオボタンを選択します。

  6. [ポートの追加]画面の[OK]をクリックします。

  7. [例外]タブの[プログラムまたはポート]リストボックスで、5.の指定が有効になっていることを確認します。

  8. [Windowsファイアウォール]画面の[OK]をクリックします。

Windows Server(R) 2008 R2またはWindows Server(R) 2012の場合
  1. [スタート]メニューの[コントロールパネル]をクリックします。

  2. [システムとセキュリティ]をクリックし、[Windowsファイアウォール]をクリックします。

  3. 左側のウィンドウの[詳細設定]をクリックします。

  4. [セキュリティが強化された Windows ファイアウォール]画面で、左側のウィンドウの[受信の規則]をクリックします。

  5. 右側のウィンドウの[新しい規則]をクリックします。

  6. [新規の受信の規則ウィザード]画面の[ポート]を選択し、[次へ]をクリックします。

  7. [TCP]および[特定のローカルポート]を選択し、Webサーバのポート番号を指定した後、[次へ]をクリックします。

  8. [接続を許可する]を選択し、[次へ]をクリックします。

  9. この規則を適用するプロファイルを選択し、[次へ]をクリックします。

  10. [名前]テキストボックスに任意の名前(例:WebAdmin)を指定し、[完了]をクリックします。

  11. [セキュリティが強化された Windows ファイアウォール]画面の中央のウィンドウの[受信の規則]で、追加した規則が有効になっていることを確認します。