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Symfoware Server V12.0.0 セットアップガイド
FUJITSU Software

付録H OSのクラスタソフトと連携する場合の資源配置

Symfoware Serverで利用する資源について説明します。

OSのクラスタソフトと連携した1:1運用待機のフェイルオーバ運用の場合、ファイルは共用ディスク装置またはローカルディスクに配置します。Symfoware Serverでは、データベースのように切替え後に運用状態を引き継ぐものは、共用ディスク装置に配置します。運用状態を引き継ぐ必要のないファイルは、ローカルディスクに配置します。また、共用ディスク装置は、切替えディスクを選択します。

Symfoware Serverを構成するファイルの種別と配置先を以下に示します。

表H.1 Symfoware Serverの機能ごとに必要な資源と配置先一覧

機能

ファイル

種別

配置先

RAW

FILE

切替え

ローカル

全体

プログラムファイル

Symfoware/RDB

RDB構成パラメタファイル

RDBディクショナリ

RDBディレクトリファイル

ユーザロググループ用RDBディレクトリファイル

データベーススペース

ロググループ管理ファイル

ログ管理ファイル

テンポラリログファイル

アーカイブログファイル

監査ログデータベース

パフォーマンスデータ格納ファイル

コアファイル

システム用の動作環境ファイル

サーバ用の動作環境ファイル

クライアント用の動作環境ファイル

ソート作業域

rdbgcdsiコマンドの中間退避ファイル

rdbgcdsiコマンドの再編成制御ファイル

RDBコマンドの作業ファイル

RDBコマンド実行前に取得する退避ファイル

バックアップ制御ファイル

RDBディクショナリの退避データ

データベースの退避データ

アーカイブログファイルの退避データ

退避データベーススペース

メッセージログファイル

サーバ証明書ファイル

サーバ秘密鍵ファイル

WebDBtools

なし

RAW: ローデバイス

FILE: NTFSファイル

切替え: 切替えディスク

ローカル: ローカルディスク

○: 資源の配置が可能

-: 使用不可