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Symfoware Server V12.0.0 セットアップガイド
FUJITSU Software

C.1.2 GUIが設定する省略値

各パラメタは、運用時のピーク値を見積もって設定する必要があります。省略値は、以下のようなシステム規模を想定して設定しています。

表C.2 想定しているシステム規模

  

EEで想定しているシステム規模

SEで想定しているシステム規模

ハードウェア

2CPU

メモリ

2ギガバイト

1ギガバイト

Symfoware/RDBが使用するメモリ量

1ギガバイト

512メガバイト

Symfoware/RDBが使用するメモリ量のうち、アプリケーションが使用するメモリ量

512メガバイト

256メガバイト

1アプリケーションのメモリ使用量

2.5メガバイト程度

コネクション接続数

ローカル接続100~200個、リモート接続100~200個

ローカル接続20~80個、リモート接続20~80個

データベース資源 (注1) (注2)

データベーススペース

10個

スキーマ

10個

5個

100個(列数: 20個)

20個(列数:20個)

DSO数

200個(インデックス含む)

40個(インデックス含む)

DSI数

1000個(1つの表あたり5分割、インデックス含む)

200個(1つの表あたり5分割、インデックス含む)

注1) Symfoware Server Enterprise Editionの場合、各資源要素を持つデータベースが10個ある場合の概算です。また、RDBディクショナリの40%程度の使用量になります。

注2) Symfoware Server Standard Editionの場合、各資源要素を持つデータベースが5個ある場合の概算です。また、RDBディクショナリの10%程度の使用量になります。


GUIが設定する省略値を以下に示します。

表C.3 GUIが設定する省略値

タブ名

項目名

省略値

備考

EE

SE

多重度

ローカルアクセス数

256

システム用の動作環境ファイル

  • MAX_CONNECT_SYS

RDB構成パラメタファイル

  • RDBCNTNUM

と関連

リモートアクセス数

256

システム用の動作環境ファイル

  • MAX_CONNECT_TCP

と関連

リモートアクセスで使用するポート番号

- (注1)

  

共用バッファ

メモリ量

256

128

  

ページ長 1K

1040

520

RDB構成パラメタファイル

  • RDBSYSBUF

で指定したディレクトリ配下にデフォルトバッファの定義ファイル(rdbbuf)が作成され、情報が保持される

ページ長 2K

1040

520

ページ長 4K

4317

2158

ページ長 8K

4317

2158

ページ長 16K

4317

2158

ページ長 32K

4317

2158

ログ

BIログサイズ

500メガバイト

  

AIログサイズ

500メガバイト

  

トランザクションエントリ数

400

  

テンポラリログファイル名

X:\SFWD\RDB\USR\LOG\TL_BI (注2)
X:\SFWD\RDB\USR\LOG\TL_AI (注2)
X:\SFWD\RDB\USR\LOG\TL_IX (注2)

  

リカバリログ量

Symfoware/RDBが自動的に設定

  

ディクショナリ

ディクショナリファイル名

X:\SFWD\RDB\USR\DIC\DICTIONARY

  

ディクショナリサイズ

L(82メガバイト)

  

データベース用ディレクトリサイズ

50メガバイト

  

ディクショナリ用ディレクトリサイズ

1メガバイト

  

データベース用ディレクトリの拡張量

1メガバイト

  

ディクショナリ用ディレクトリの拡張量

1メガバイト

  

注1) ポート番号は、以下の範囲で未使用の値を指定してください。

注2) テンポラリログファイルの容量は以下のとおりです。

  

EE

SE

TL_BI

500メガバイト

TL_AI

500メガバイト

TL_IX

約200キロバイト

備考. Xはセットアップ先のドライブを示します。このドライブは、NTFSが割り当てられている先頭のドライブになります。
また、以下のディレクトリ名は、インストールおよびセットアップ時に指定するディレクトリ名の省略値です。任意のディレクトリ名に変更することができます。