各パラメタは、運用時のピーク値を見積もって設定する必要があります。省略値は、以下のようなシステム規模を想定して設定しています。
| EEで想定しているシステム規模 | SEで想定しているシステム規模 | |
---|---|---|---|
ハードウェア | 2CPU | ||
メモリ | 2ギガバイト | 1ギガバイト | |
Symfoware/RDBが使用するメモリ量 | 1ギガバイト | 512メガバイト | |
Symfoware/RDBが使用するメモリ量のうち、アプリケーションが使用するメモリ量 | 512メガバイト | 256メガバイト | |
1アプリケーションのメモリ使用量 | 2.5メガバイト程度 | ||
コネクション接続数 | ローカル接続100~200個、リモート接続100~200個 | ローカル接続20~80個、リモート接続20~80個 | |
データベース資源 (注1) (注2) | データベーススペース | 10個 | |
スキーマ | 10個 | 5個 | |
表 | 100個(列数: 20個) | 20個(列数:20個) | |
DSO数 | 200個(インデックス含む) | 40個(インデックス含む) | |
DSI数 | 1000個(1つの表あたり5分割、インデックス含む) | 200個(1つの表あたり5分割、インデックス含む) |
注1) Symfoware Server Enterprise Editionの場合、各資源要素を持つデータベースが10個ある場合の概算です。また、RDBディクショナリの40%程度の使用量になります。
注2) Symfoware Server Standard Editionの場合、各資源要素を持つデータベースが5個ある場合の概算です。また、RDBディクショナリの10%程度の使用量になります。
GUIが設定する省略値を以下に示します。
タブ名 | 項目名 | 省略値 | 備考 | |
---|---|---|---|---|
EE | SE | |||
多重度 | ローカルアクセス数 | 256 | システム用の動作環境ファイル
RDB構成パラメタファイル
と関連 | |
リモートアクセス数 | 256 | システム用の動作環境ファイル
と関連 | ||
リモートアクセスで使用するポート番号 | - (注1) |
| ||
共用バッファ | メモリ量 | 256 | 128 |
|
ページ長 1K | 1040 | 520 | RDB構成パラメタファイル
で指定したディレクトリ配下にデフォルトバッファの定義ファイル(rdbbuf)が作成され、情報が保持される | |
ページ長 2K | 1040 | 520 | ||
ページ長 4K | 4317 | 2158 | ||
ページ長 8K | 4317 | 2158 | ||
ページ長 16K | 4317 | 2158 | ||
ページ長 32K | 4317 | 2158 | ||
ログ | BIログサイズ | 500メガバイト |
| |
AIログサイズ | 500メガバイト |
| ||
トランザクションエントリ数 | 400 |
| ||
テンポラリログファイル名 | X:\SFWD\RDB\USR\LOG\TL_BI (注2) |
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リカバリログ量 | Symfoware/RDBが自動的に設定 |
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ディクショナリ | ディクショナリファイル名 | X:\SFWD\RDB\USR\DIC\DICTIONARY |
| |
ディクショナリサイズ | L(82メガバイト) |
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データベース用ディレクトリサイズ | 50メガバイト |
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ディクショナリ用ディレクトリサイズ | 1メガバイト |
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データベース用ディレクトリの拡張量 | 1メガバイト |
| ||
ディクショナリ用ディレクトリの拡張量 | 1メガバイト |
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注1) ポート番号は、以下の範囲で未使用の値を指定してください。
Windows Server(R) 2003の場合:5001~49151
Windows Server(R) 2008、Windows Server(R) 2008 R2またはWindows Server(R) 2012の場合:1024~49151
注2) テンポラリログファイルの容量は以下のとおりです。
| EE | SE |
---|---|---|
TL_BI | 500メガバイト | |
TL_AI | 500メガバイト | |
TL_IX | 約200キロバイト |
備考. Xはセットアップ先のドライブを示します。このドライブは、NTFSが割り当てられている先頭のドライブになります。
また、以下のディレクトリ名は、インストールおよびセットアップ時に指定するディレクトリ名の省略値です。任意のディレクトリ名に変更することができます。
\SFWD
データ格納先がデフォルトの“\SFWD”の場合