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Symfoware Server V12.0.0  インストールガイド(サーバ編)
FUJITSU Software

8.2 サイレントアンインストール

サイレントアンインストールの手順について説明します。

注意

Symfoware Serverのアンインストールでは、Symfoware Server クライアント機能はアンインストールされません。Symfoware Server クライアント機能を先にアンインストールしてください。作業の詳細は、“インストールガイド(クライアント編)”の“アンインストール”を参照してください。

1. スタンバイ型のクラスタサービスの停止

SafeCLUSTERと連携したフェイルオーバ運用を行っている場合は、クラスタ運用管理ビューでスタンバイ型のクラスタサービスを停止してください。

停止したスタンバイ型のクラスタサービス内の、Symfoware Serverのリソース(スタンバイ機能の待機ノードは除きます)を配置しているすべてのノードのイベントログおよびメッセージログファイルに、Symfoware Serverの停止メッセージが出力されるので、正常に停止されていることを確認してください。

正常に停止していない場合は、再度クラスタ運用管理ビューでクラスタサービスを起動した後、改めてスタンバイ型のクラスタサービスを停止してください。

参照

作業の詳細は、“クラスタ導入運用ガイド”の“クラスタサービスの停止”を参照してください。

2. オンラインマニュアルの解除

SafeCLUSTERと連携したフェイルオーバ運用を行っている場合は、Web-Based Admin Viewからオンラインマニュアルを解除してください。解除方法の詳細は、“C.3 symsetcls”を参照してください。

3. クラスタサービスの削除

SafeCLUSTERと連携したフェイルオーバ運用を行っている場合は、クラスタサービスを削除してください。

参照

クラスタサービスの削除については、“SafeCLUSTER 導入運用ガイド”を参照してください。

4. RDBのリソースの削除

SafeCLUSTERと連携したフェイルオーバ運用を行っている場合は、RDBのリソースを削除してください。

参照

RDBのリソースの削除については、“クラスタ導入運用ガイド”の“RDBのリソースの変更”を参照してください。

5. 仮想ディレクトリの名前の削除

WebDBtoolsのセットアップ時やWebサーバに登録した仮想ディレクトリ名を削除します。

  • /WebDBtools(WebDBtoolsのセットアップ時に登録)

  • /cgi-bin(WebDBtoolsのセットアップ時に登録)

  • 利用者が設定したその他の名前

6. サービスの停止

削除を実施する前に、あらかじめ以下のサービスを停止させてください。

  • Symfoware WAD web

  • Symfoware WAD ap

  • SymfoWARE WDT

  • SymfoWARE RDB x (注)

注意

  • xは任意のRDBシステム名です。RDBシステムに名前を付けていない場合は、付加されません。

  • SymfoWARE RDA xも停止させてください。

参照

  • 以下のサービスの停止方法の詳細は、“セットアップガイド”の“WebAdminの起動と停止”を参照してください。

    • Symfoware WAD web

    • Symfoware WAD ap

  • “SymfoWARE WDT”のサービスの停止方法の詳細は、“セットアップガイド”の“WebDBtoolsの起動と停止”を参照してください。

  • “SymfoWARE RDA x”のサービスの停止方法の詳細は、“RDA-SVオペレーションガイド”の“RDA-SVの使用方法”を参照してください。

  • “SymfoWARE RDB x”のサービスの停止方法の詳細は、“セットアップガイド”の“Symfoware/RDBの起動と停止”を参照してください。

7. サイレントアンインストール

以下の手順でアンインストールを行います。

a. アンインストール処理の開始

suninst.batを実行し、アンインストールを開始します。

> X:
> インストールフォルダ\suninst.bat

X:製品をインストールしたドライブ

b. 結果の確認

アンインストーラの結果が、ログファイルに出力されます。

ログファイル
パス名:%TEMP%\Symfo_Inst_SV.log
復帰値

以下の復帰値が返却されます。

復帰値

意味

0

正常終了しました。

100

サイレントインストールのコマンド起動のオプション指定に誤りがあります。

101

インストール先のディレクトリが存在しません。

104

Symfoware Serverを動作させるために必要なファイルが製品のDVD-ROMの中に存在しません。

128

Symfoware Serverサーバ機能のインストールで予期せぬエラーが発生しました。

132

インストーラ起動コマンドのオプション指定に誤りがあります。

144

管理者権限で実行されていません。

170

Symfoware Serverを必須とする製品が存在します。

175

Symfoware Serverクライアント機能がインストールされているため、サーバ機能のアンインストールができません。

180

Symfoware Serverを使用中の製品が存在します。

201

Symfoware/RDB、WebDBtools、WebAdmin、またはRDA-SVのサービスが起動中のため、インストールできません。

202

Connection Managerのサービスが起動中です。

205

サポートしていない画面サイズです。