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Symfoware Server V12.0.0 アップデート情報
FUJITSU Software

第3章 プログラム修正一覧

以前のバージョンレベルからの障害修正はありません。

本ソフトウェアでは、以前のバージョンレベルで発生した障害が修正されています。

今回のバージョンレベルで吸収された修正内容、および修正番号については、以降に示す表を参照してください。  

No.

バージョン
レベル

P番号

現象

EE

SE

LE

1

V12.0.0

PG84225

[現象]

以下に示す環境・発生条件のとき、「JYP1002U サーバとの通信時間を超えました.」のメッセージが出力されず「JYP1100U メモリが足りません。」のエラーメッセージが出力される。

[環境]

以下の環境の場合

  • Windows

[発生条件]

1) 以下のいずれかのアプリケーションである。かつ、

  • 埋め込みSQLを利用したアプリケーションである。

  • Symfoware ODOSを利用したアプリケーションである。

  • JDBCドライバを利用したアプリケーションである。

2) 1)のアプリケーションから以下のいずれかの接続形態を使用して、コネクションを確立する。かつ、

  • リモートアクセス(RDB2_TCP連携)を使用する。

  • V9.1以降のConnection Manager連携でSymfoware/RDBに接続する。

3)以下により設定されている通信時の待ち時間の設定時間を超過する。かつ、

  • 埋め込みSQLを利用したアプリケーションの場合。
    クライアント用の動作環境ファイルに設定しているWAIT_TIMEの値

  • Symfoware ODOSを利用したアプリケーションの場合。
    ODOSのオプションで設定しているCLI_WAIT_TIMEの値

  • JDBCドライバを利用したアプリケーションの場合。
    ctuneparamオプションに設定しているCLI_WAIT_TIMEの値

4) 1)のアプリケーションでメモリ不足は発生していない場合。

2

PG94806

[現象]

<現象1>

関数や数値式にNULLを返却するファンクションルーチンまたはXMLQUERY関数を指定した場合、誤った結果を出力する場合があります。

<現象2>

ファンクションルーチンにNULLを返却する関数や数値式を指定した場合、誤った結果を出力する場合があります。

[環境]

以下のいずれかのOSを使用している。

  • Linux

  • Oracle Solaris

  • Windows

[発生条件]

<発生条件1>

1)以下のいずれかを行っている。かつ、

  1-1)ファンクションルーチンを指定している。または、

  1-2) XMLQUERY関数を指定している。

2)1)の処理結果がNULLとなる。かつ、

3)1)を以下のいずれかに指定している場合。

  3-1)数値関数

  3-2)データ列値関数

  3-3)日時値関数

  3-4)ファンクションルーチン指定

  3-5)CAST指定

  3-6)数値式

  3-7)連結

<発生条件2>

1)以下のいずれかを行っている。かつ、

  1-1)数値関数

  1-2)データ列値関数

  1-3)日時値関数

  1-4)ファンクションルーチン指定

  1-5)CAST指定

  1-6)数値式

  1-7)連結

  1-8)XMLQUERY関数

2)1)の処理結果がNULLとなる。かつ、

3)1)をファンクションルーチンに指定している。かつ、

4)3)のファンクションルーチンが入力データがNULLの際に、結果データがNULL以外となる場合。