Symfoware Serverでは、データベースの導入から管理をGUIツールで操作できます。これにより、データベースを簡単、かつ直感的に利用することができます。以下の2種類のGUIツールを提供します。
WebAdminによる運用管理
WebAdminでは、Symfoware Serverのセットアップ、データベースのバックアップおよびリカバリを行うことができます。
セットアップ
WebAdminによるセットアップでは、インスタンスを作成します。インスタンスとは、データベースクラスタを管理する一連のサーバプロセスです。
運用に最適な設定を自動的に判断するため、必要最低限の入力だけで、簡単にインスタンスを作成できます。
データベースのバックアップ/リカバリ
データベースのバックアップおよびリカバリを簡単なGUI操作で行うことができます。
特に、リカバリでは、トラブル発生時に、Symfoware Serverが異常箇所を自動的に特定することで、リカバリ箇所が局所化され、リカバリ時間やリカバリ手順が短縮できます。
pgAdminによる簡単なデータベースのリソース管理
pgAdminは、データベースのオブジェクトを定義したりデータ操作を行うことができます。また、バックアップ/リストアやメンテナンス操作などの機能を備えています。
pgAdminが提供する主な機能は以下の通りです。
データベースの作成と管理
ユーザーやロールの作成と管理
データビューによるテーブル操作(テーブル作成、データ表示、データ更新)
トリガの作成
SQLクエリの実行
データベースのバックアップ/リストア
メンテナンス操作(VACUUM, ANALYZE, REINDEX)