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Symfoware Server V12.0.0  導入ガイド(サーバ編)
FUJITSU Software

6.2 サイレント形式でのアンインストール

以下の手順でアンインストールしてください。

  1. インスタンスの停止

  2. スーパーユーザーへの変更

  3. アンインストール

注意

  • クラスタシステムの場合、クラスタアプリケーションを停止し、クラスタアプリケーションおよびSymfoware Serverのリソースを削除してから行ってください。
    その他の作業の詳細は、“クラスタ運用ガイド”を参照してください。

  • アンインストール後、インストール先のディレクトリが残る場合があります。不要な場合は削除してください。

  • WebAdminで運用を実施している場合、アンインストール前に以下のファイルをバックアップしてください。
    アンインストール後に再度インストールを実施しても、WebAdminからインスタンスが認識できなくなります。
    再度インストール後にWebAdminで運用を実施する場合は、バックアップした以下のファイルをインストール後に置き換えてください。

    インストールディレクトリ/gui/data/gui-instances

1) インスタンスの停止

アンインストールする製品を利用しているすべてのインスタンスを停止します。

WebAdminを使用する場合

[監視]メニュー画面で、[停止]ボタンをクリックします。

サーバコマンドを使用する場合

pg_ctlコマンドのstopモードを実行します。

$ pg_ctl stop -D /database/inst1

2) スーパーユーザーへの変更

以下のコマンドを実行して、システムのスーパーユーザーになります。

$  su -
Password:******

3) アンインストール

以下の手順でアンインストールを行います。

ここでは、Symfoware Server Standard Edition 64bit V12.0.0をアンインストールする場合を例にとって説明します。

参照

Symfoware Server クライアント機能をアンインストールする場合は、“導入ガイド(クライアント編)”を参照して、アンインストールしてください。

1. アンインストール処理の開始

symfo_removeコマンドのSオプションを実行し、アンインストールを開始します。

# LANG=ja_JP.UTF-8;export LANG
# インストールディレクトリ/setup/symfo_remove -S

参考

上記の処理中は、キャンセル(CTRL+Cおよびkill -15)を禁止しています。

強制終了させる場合は、以下の手順で操作してください。

  1. 以下のコマンドを実行してプロセスIDを特定します。

    # ps -af | grep symfo_remove
    表示例
        root  2186  2133  0 10:05:43 pts/7    0:00 grep symfo_remove
        root  2156 13773  0 10:05:29 pts/6    0:00 /bin/sh /opt/symfoserver64/setup/symfo_remove -S
  2. 以下のコマンドを実行してプロセスを強制終了します。

    # kill -9 2156
2. 結果の確認

アンインストーラの結果が、ログファイルに出力されます。

ログファイル

nnnnは、製品世代の数字部分です。V12.0.0の場合は 1200 になります。

パス名:/var/log/symfoware_sv_64_nnnn.log
復帰値

以下の復帰値が返却されます。

復帰値

意味

0

アンインストールが正常に終了しました。

3

起動中のプロセスがあります。

4

パッケージのアンインストールに失敗しました。

64

「アンインストールと管理(ミドルウェア)」からの製品情報の削除に失敗しました。

106

管理者権限で実行されていません。