ページの先頭行へ戻る
Interstage Application Development Cycle Manager V10.3 インストールガイド
Interstage

2.5.2 Webアプリケーションの配備

以下のWebアプリケーションを配備します。

Webアプリケーション

説明

ilcmserver103.war

ライフサイクル管理機能を提供します。

また、ユーザー認証およびロール管理など、リポジトリへの接続を管理します。

ilcmwebif103.war

ライフサイクル管理機能のWebインターフェースを提供します。

iscm103.war

ソフトウェア構成管理機能のWebインターフェースとリモートインターフェースを提供します。

idms103.war

ドキュメント管理機能を提供します。

Enterprise EditionEnterprise Edition のみ

ilcm103.war

ライフサイクル管理機能とInterstage BPMとの連携機能を提供します。


warファイルは、<Interstage Application Development Cycle Managerのインストールディレクトリ>/webapps ディレクトリ配下に格納されています。


Webアプリケーションの配備は以下の手順で行います。


1. Interstage管理コンソールにログオンする

Webブラウザから以下のURLを指定してInterstage管理コンソールを起動し、ログオンします。

http://<ホスト名>:<ポート番号>/IsAdmin/

または

https://<ホスト名>:<ポート番号>/IsAdmin/

デフォルトの設定でインストールした場合は、https://<ホスト名>:12000/IsAdmin/です。


Interstage管理コンソールを表示できない場合、Interstage Application Serverのインストール後にシステムをリブートしたかどうか確認してください。マシン起動時にInterstageおよびInterstage管理コンソールが起動します。


2. ワークユニットを作成する

例:新しいワークユニット「IADM」を作成する場合

  1. 左側のツリーから、[Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [システム] > [ワークユニット]と順に選択します。

  2. 右側のページで[新規作成]タブを開きます。

  3. ワークユニット名「IADM」を指定します。

  4. 詳細設定[表示] > IJServer設定[表示]と順にクリックし、IJServer設定の項目を表示します。

  5. IJServerタイプ[Webアプリケーションのみ運用]を選択します。

  6. [作成]ボタンをクリックします。

  7. 左側ツリーの[ワークユニット]の下に新しいワークユニット[IADM]が表示されます。


3. ワークユニットの環境設定を行う

例:ワークユニット「IADM」の環境設定を行う場合

  1. 左側のツリーで、ワークユニット[IADM]を選択します。

  2. 右側のページで[環境設定]タブを開きます。

  3. [ワークユニット設定]セクションで、[JavaVMオプション]の値を「-Xmx1024m -Xms256m -XX:MaxPermSize=256m -Dfile.encoding=UTF-8 -Dcom.fujitsu.interstage.servlet.request.maxContentLength=0」に設定し、[アプリケーション最大処理時間]の値を「0」に設定します。

  4. [Servletコンテナ設定]セクションで、[タイムアウト]の値を「4000」に設定し、「リクエストボディ処理のエンコーディングをクエリパラメタに使用」を「する」に設定します。

  5. [適用]ボタンをクリックします。


4. Webアプリケーションを配備する

例:ワークユニット「IADM」に「ilcmserver103.war」、「iscm103.war」、「idms103.war」、「ilcmwebif103.war」を配備する場合

  1. 左側のツリーで、ワークユニット[IADM]を選択します。

  2. 右側のページで[配備]タブを開きます。

  3. [ファイルをアップロードして配備する]を選択し、[参照]から配備するWebアプリケーション「ilcmserver103.war」を指定します。

  4. [配備]ボタンをクリックして配備します。

  5. 同様の手順で、「iscm103.war」、「idms103.war」、「ilcmwebif103.war」を配備します。


5. ワークユニットを起動する

例:ワークユニット「IADM」を起動する場合

  1. 左側のツリーで、ワークユニット[IADM]を選択します。

  2. 右側のページで[操作]タブを開きます。

  3. [起動]ボタンをクリックしてワークユニットを起動します。